独立記念日


今日はアメリカ独立記念日でした。この日の典型的なアメリカの過ごし方はバーベキューと花火です。去年は独立記念日はタングルウッドで演奏会を弾いたので、そのままキャンパスでタングルウッドの花火を見ました。今年は演奏会も無かったし、花火はスキップして、いつもよりがらんとしている寮でバーベキューを少人数の友達とゆっくり食べて、ゆっくりお散歩をしてゆっくり練習をしました。カラリと晴れているけれど、日の光のとても強い、気持ちいい真夏の日々が続きます。
今日の研修生の演奏会にはアメリカの代表的な作曲家、エリオット・カーターが2008年に作曲した6人の打楽器奏者の為の"Tintinnabulation"の演奏を聴きに来ていました。カーターは1908年生まれですから今年で102歳!そしてこの曲は100歳の時に書いたのです!クライマックスでは打楽器奏者の一人が大きな木箱を餅つきの杵の様なもので力任せに叩く、と言う所も在るとてもエネルギッシュな曲でした。そしてカーターは、去年は車いすだったのですが、今年は去年より元気そうで、聴衆の拍手に立ちあがって手を振って応えていました。でも、さすがに耳は遠く成っているようで、私は意図せずしてカーター氏の丁度二列前に座っていたのですが、凄くうるさかった!周りがシーンとして聴いている中で突然遠慮なく「ゲホー、グガホ~」と声帯を震わせた咳をしたり、演奏者の準備が整い、演奏が始まろうとするその緊張の一瞬に突然「この曲のスコアは持っている」と、となりの人に聴いてみたり。。。
今年のタングルウッドは70周年記念と言う事で、今までタングルウッドで教えた事のある作曲家の曲を中心にプログラムが組まれています。昨日のプログラムでも武満徹、エリオット・カーター、オリヴィエ・メシアン、ポール・ヒンデミット、が過去のタングルウッドの作曲の先生としてその曲が演奏されました。凄い!