ヒューストンに半永住をする、と言う決断。 2


私は今まで踏み切れなかったヒューストンに半永住すると言うことを決めました。
テキサス州は文化面でも政治面でもイメージが悪く、
その固定観念を振り切るのは勇気が要りましたが、
実際問題、テキサス州、特にヒューストンは
アメリカの経済状態からは独立して石油産業のおかげで非常に好ましい経済状態を保っており、
日本企業を始め、世界中の沢山の企業がヒューストンに毎日進出しています。
経済的余裕の上に南部のコンプレックスもあってか、
文化・そして芸術家支援の体制が非常に積極的です。
移住してきてビックリしましたが、
ヒューストン・グランド・オペラ、ヒューストン・バレー、ヒューストン交響楽団のほかにも
現代曲専門の団体、古楽器演奏専門の団体など、
沢山の非常に興味深い文化活動が数多くあるのですが、
音楽家の数が絶対的にNYやLAなどに比べて少ないので、
演奏の機会が得やすい。
新しいこともしやすい。
その上、NYに在住する音楽仲間が生活費の重圧、特に家賃の高騰にあえぐ中、
ヒューストンの生活費はNYやLAに比較にならないほど安く、
しかも音楽教師を求める生徒が沢山います。
さらにライス大学はヒューストン界隈では一目置かれる学校で、
その博士課程を間もなく終える私にお仕事を回してくれる音楽団体も増えてきています。
と言うわけで、単純に収入増加と経費削減のみを考えても、
これからの自分の芸術的成長と活動の可能性を考えても、
ヒューストンに根を下ろすのは利点が非常に多いのです。
さらに、ヒューストンに住むことで可能な収入増加と経費削減の結果、
NYやヨーロッパに足を伸ばして活動することもより可能となります。
NYには私は幸いなことに、
いつでも宿を提供してくれる家族同然の音楽仲間や音楽愛好家が沢山います。
ヨーロッパはまだNYほどではありませんが、
でも最近のヨーロッパでの演奏活動のおかげで私にとってずっと身近な、そしてさらに開拓の意欲を覚える土地となりました。
一つ大きな決断をすると、それに伴っていろいろなことが落ち着いてきます。
年末の婚約に続き、これからのヒューストンの半永住の決断により、
これからの私の音楽人生の方向性が固まり、
新たな意欲と希望が湧いてきています。
今年の展開が非常に楽しみです。


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