友情について。


私は、どちらかと言うと一匹狼である。
小学校の卒業アルバムでは「クラスのひょうきん者」に選ばれたりしたし、時々急にハイテンションになって一人で大声で喋りまくったりするが、沢山の人が同時に会話をしている、例えばレストランのテーブルや、パーティー会場で良く、気が付くと完全に自分の頭の中に入り込んで全く別の考え事をしている自分に気が付いたりする。「会話の為の会話」と言うのは、余りしない。一人でいる時間が普通の人より多く必要としていると思うし、その時も頭の中は結構忙しく、楽しくしている。私が旅が苦にならずに、むしろ好きなのは、そう言う性格によるところも多いと思う。
そんな私でも、人生の疑問を時々分かち合いたくなって、急に非常に入り込んだ会話をしたりする。そう言う必要を感じる時、そう言う会話に応じてくれる友達に、私は実に恵まれていると思う。何週間も、何カ月も、時には何年も話しをしていなくても、訴えかければ共鳴して、一緒に考えてくれる友達。
今日は2006年、私のコルバーン一年目の時のルームメートに電話をした。将来のことの不安を、今同じような立場にあると風の便りに聞いた彼女と、分かち合いたくなったのだ。コルバーンで余り幸せで無かった彼女は近所に住んでいながら、卒業後は全く姿を消してしまった。話すのは実に1年ぶり位だ。それでもルームメート時代は実に色々な話をしたし、どうしているか、心の底から気になったのだ。「どうしているかと思って」と言ったら「今、青空市場で一杯買い物して来たところ。夕飯作るから、食べにおいで」と誘われた。尋ねて行ったらろうそくが灯して在って、前菜から飲み物まで、ゴージャスなお夕飯が用意してあった。美味しく頂きながら、一杯おしゃべりをした。
私は、幸せものだなあ、と思う。