NYの魅力、再発見

2つの演奏会と感謝祭のお祝いのため、2週間ほどNYに居た。 今回の演奏会場は Liederkranzと言う財団の所持する87丁目は5番街にある1847年に建てられたビルの中にある 演奏会用の部屋。 NYでの音楽と文化を奨励するための財団だ。 1847年! とても歴史を感じる趣のある、ヨーロッパ風石造りのビル。 中にはシャンデリアや古い肖像画、石造りの大きな暖炉... 主催はMusicians Club of NYと言うこれまた1911年に創立された音楽組織。 クーセヴィツキーを始め、歴史的指揮者や演奏家によって率いられてきた団体。 共催はEdvard Grieg Society。 全て私の初めて知る団体や建物だったけど、凄く楽しく光栄な晩でした。 ノルウェーに注目したプログラムで 私はグリーグの小品集、作品43を演奏させていただいた他、 メトロポリタン・オペラなどで活躍中のメゾソプラノとグリーグの歌曲を共演。 そして、ノルウェー人のホルン奏者とノルウェー人作曲家Madsenによるホルン・ソナタも演奏した。 NYは長く住んだつもりだけれど、まだまだ未発見の宝物が沢山! 訪ねるたびにわくわくする。

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