書けぬなら、美食で触発、論文執筆。


博士論文を書く作業と言うのは色々と挑戦が多い。
意外だったのは寂しさ。
(自分は何て意思が弱いんだ!どうして論文書く時間にFacebookばっかり見ちゃうんだ!)
と一時期本気で嘆いていたが、
勉強パートナーが幸い見つかり、一緒に勉強するようになって一気に解決した。
時々息抜きで冗談を言い合ったりする以外は
ただ隣に座ってそれぞれ文献を読んだり、激しくタイプしたりしているだけなのだが、
安心するのだろうか…スっごく捗る。ありがたい。
次に挑戦は細微にこだわりすぎるあまり、大きな論理を見失ってしまう現象。
これは自覚すること、そして論文の専門家に読んでもらって批評してもらうしかない。
そして文献のあまりの多さ。
読めば読むほど新しい見解が増えていき、自分の中でまとまりが無くなってしまう。
どこまで読めば良いのか、どこからが読み過ぎなのか、と言うことを見極める勇気が、
非常に重要だけれど、重要度に比例して中々困難。
さらに、言いたい事が決まっている時、
自分では頭の中でもう嫌と言うほど反芻した事実を、
今までそんな事思ってもみなかった読者にきちんと伝わるように筋立てて書き出す、
と言うのは、中々難しかったり、逆に簡単すぎて退屈だったり。
それを律儀にこなすのも挑戦。
こう言う挑戦の一つ一つが時々、気持ちを弱らせてしまったりする。
そういう時の一番の応援は美味しいお食事を楽しく友人と談笑しながら頂くこと。
誘われて(ああ、でも論文が…)とか思いながら、
それでも約束の時間になって無理やり外に出ると、
頭の中がもやもやして、友人を見つけた時の笑顔もいつもの半分くらいなのを
自分でも自覚したりする。
それが、メニューを読みながら色々な料理を想像していくと、段々楽しくなって来て、
ついに料理がでて、それが美味だったときに、パッともやもやが晴れて
(おいし~!!!!)と一気に元気になる。
食のパワー、そしてそういう食に誘ってくれる友情のパワーは素晴らしい!
皆、いつもありがとう!