美しく生きる=感謝をする。 2


去年の暮れ。
警察にお菓子を持って行った。
日本の警察署がどうだか知らないが、
アメリカの警察署は金属探知機を通り、荷物検査があり、
さらに身分証明書うを見せてから、面会の警察に下まで迎えに来てもらって
始めて上のオフィスまで上がることができる。
このとき私は部署の皆に食べてもらおうと思ってクリスマス用の大きな菓子折りを持っていた。
そしたら受付で私の荷物チェックをした警察が
「事件の解決でもあったのですか?」と実に不思議そうに聞いてきた。
クリスマス前。
大学では色々なオフィスに皆が小さなプレゼントを一杯持っていく。
それなのに、警察には誰もそういうものを持っていかないらしい。
私の方がびっくりした。
確かに警察はお役所仕事で私もぎりぎりする事がある。
やる気が無い警察官も居る。
税金で給料をもらっているのに…と言う世論をよく聞く。
それが今回被害者となって実感した。
サーヴィス業なら常識的な礼儀や配慮が全くない。
傍若無人で、しかも仕事が理解を超えるほど遅かったりする。
「正義感を持った熱血人が警察になるのじゃないのか?」と
今ではお友達になった社会福祉のAさんに愚痴を言ったら、諭された。
警察の自殺率と言うのは凄く高いのだそうだ。
正義感を持った熱血人が付く仕事なのに、実際に仕事を始めるとルールでがんじがらめ。
犯罪撲滅に関わりたくても、全く関係ない事を延々とやらされたり、
逆に犯罪対策に関わったら成功率の低さに絶望したり…
そして、一般公開されている警察のお給料を見せてくれた。
愕然とするほど安かった。
私は今回ストーカーに付けられたりして、それなりに危険を感じたりしたが、
私が一人のストーカーに対して感じる危惧の数倍を、警察になったら毎日感じているだろう。
それが、「税金の無駄遣い」とか言われて感謝もされず、
被害者には犯罪が解決すれば当然のように受け止められ、
逆に解決しなければ、感情のはけ口にされたりして、やるせないだろう。
そしてお給料は本当に安い。
これじゃあ、正義感なんて吹っ飛んでしまうかも知れない。
お菓子を持って行って良かった。
愚痴をAさんに聞いてもらって、警察に直接文句を言わなくてよかった。
皆それぞれのチャレンジを抱えて、それでもそれなりにできるだけ頑張っているんだ。
優しい気持ちで、感謝することに、努力しようと思う。


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