音楽をやっていて良かった。 3


「涙がボロボロ出てくるの。私は今までちゃんと泣けてなかったのかなあ、と思うくらい。

兄と父が他界したばかりで、義母の介護も色々在って、

そんな時庭の草むしりしてたらマキコさんの練習が聞こえてきて、泣けて、泣けて。。。」

近所の方から今日聞かせて頂いた、去年の話である。

私の方で泣きそうになってしまった。

音楽で成功する、と言うのは、実はこういうことなんじゃないだろうか。

年収や、拍手の音量や長さや、演奏会の数や、ティケットの売り行きや。。。

そういう数えられる物で成功を計ろうとして、何の意味があるだろう。

私は、何の意図も無く、ただ無念に練習していただけなのだけれど、

その音楽がたまたま誰かに深く感じ取ってもらえた。

そうして、このまま音楽人生を進んでいれば、

自分が知らない時、意図せずにこういう風にまた、

誰かに一瞬の息抜きを提供できるかもしれない。

私は新たに指針を見つけた気持ちである。

感謝。


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