ハロウィーンの思い出


香港でもハロウィーンがあって、
子供のころは仮装してマンションの一軒一軒を回ってお菓子をもらうのが楽しみでした。
幼馴染と一緒にはしゃぎながら回ったのを覚えています。
今年は10月31日はなんだか忙しく、お菓子の買い置きが無かった。
子供が来るたびに「ごめ~ん、なんにもありませ~ん」と謝っていました。
相棒の家では、玄関の横が音楽室になっていて、練習しているとピンポンピンポン。
その度に謝っていました。
夕方は親に連れられた幼児が多かったのが、
暗くなってくると今度が高校生くらいの子達が結構手の込んだ仮装で来ます。
もう反射神経のように「ごめ~ん」「ごめ~ん」と謝っていたら、
その中の一グループが中々立ち去りません。なんか玄関の外で叫んでいます。
良く聞くと「ピアノ、聞かせて~!」と言っているのです。
玄関を開けて、ドビュッシーのアラベスクのサワリを1分くらい弾きました。
どんな子たちか分からないし、ドンナ音楽を期待してるかも分からない。
正直、猜疑心で一杯でした。
ピアノから見上げると、結構一生懸命聞いているのです。
そして弾き終わった私に拍手してくれて、
「きれ~い!」「お菓子より、嬉しい!」
…私も嬉しい!!
もっとちゃんと弾いてあげれば良かった。