録音は上々!

ハドソン川臨むマンハッタンは北西181丁目の友人宅から、こんにちは。
今回のNY滞在も今日で一週間目。
リハーサル、録音、レッスン、旧友との交歓、などで毎日が充実しています。
今日は私の6枚目のCD ―今年7月と8月に帰国演奏に間に合わせて製作中―の
「ショパンToジャパン」の製作中間報告!
CDのジャケットは私の着物姿!
私のヒューストンの親友の一人である、才能満ち溢れるクラリネットのMさんが
これまた多才で感心のコンピューターの腕をふるって写真撮影とデザインをしてくださっています。
録音初日は日曜日でした。
三時間の録音予定が5時間かかって
全17曲を取りあえず2、3回通して録音しましたが、
ピアノの音が物凄く薄く、明るく、影も色も付けられず、正直戸惑いました。
私の2枚目のCDから全て、このスタジオ、このピアノで録音してきていて、
慣れたピアノのつもりだったのですが…
最近使用頻度が多く、さらに
「この方がサウンド・プロセスの効果が現れやすく、最終の出来がよりよい」
と言う録音技術者で私の友達、そして凄い耳の持ち主のジョーの言葉。
それでも、弾いてでてくる自分の音がきつく、明るいと、弾き方まで変わってしまいます。
鳴れること数時間。
5時間の最後の三時間は、それでも良い録音が出来たのですが、
最初の7,8曲は今日取り直しです。
昨日はサウンド・プロセスでどう自分の音が変わるかデモンストレーションしてもらい、
ピアノで2時間ほど練習して、その音とタッチに慣れ、
ずっと気持ちが楽になりました。
このCD、喜んでいただけるのでは、と期待しています。
お楽しみに!

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