本番の恐怖は命の危険?


口が乾く、手足が冷たくなる、心拍が早くなる。。。
これらはすべて本番前の緊張の症状である。
実は、これ、体が「命の危険!」と大間違えをして
すぐに逃げ出せる準備をしているのである。
例えば、口が乾くのは余計な代謝などにエネルギーを使うことをやめるため。
手足が冷たくなるのは、体の先っぽが切られても出血が少なくて済むように。
そして心拍数が早くなるのは急に逃げ出すことができるように体が準備しているのである。
アドレナリンも大量に出る。
舞台の緊張と言うのは、本当に恐ろしい。
歯が抜け落ちるかと思うような恐怖感である。
手が震え、ひざががくがくする。
(ここで殺されちゃった方がまし!)と思った事もある。
私は本番前は必ず下痢をしていたし、吐く人もいる。
恐怖に対処するために、強いお酒を一杯あおる習慣がある人もいる。
この緊張感を克服する方法があることを、私は最近体験をもって知った。
実際に命を危ぶむ状況に陥るのである。
実はストーカーに付きまとわれていた。
この私が‼⁉である。
全く人生何があるかわからない。
今はまだ捜査が進んでいる段階なので詳細はここでは公開しないが、
しばらく避難生活を送り、何回か住居を変える羽目になった。
「怖いでしょ」と聞かれたが、実はあんまり怖くなかったのである。
「本番の緊張に比べればこんなの余裕、余裕」と思っていた。
そしてなんと、本番の恐怖もすっかり消えてなくなっていたのである!
演奏が発散に変わった。
「色々あったけれど、今日も演奏できる!うれしい!!」
と言う風に思えるようになったのである。
なんだかストーカーに感謝したい気もするくらいである。
全く人生、何があるかわからない。