練習時間の不思議。質>量

時間が限りあるものだと言うことは、大人になればなるほど実感する。
練習時間も、大人になればなるほど限られてくる。
責任の増加、行動範囲の広がり、やりたい事の明確化…
そのすべてが(もっと時間があったら!)と、時々私たちに思わせてしまう。
でも、同時に限りある時間だからありがたみが出てくる、と言うこともある。
聞いた話しだが、
死刑囚と、終身刑囚では、死刑囚の方が更生したり、宗教に開眼したり、本を書いたり、
充実した時間を送る可能性が高いそうだ。
どれだけ時間があるか、では無い。
ある時間をどう使うか、なのだ。
全く同じことが練習時間についても言える。
若いころは練習だけしていれば良かった。
でも大人になってくると、自分の生活のための諸々だけでなく、
演奏会の企画・運営も多くが演奏者自身にかかってきたり、
また社会人として、音楽とは関係の無い責任や周囲からの期待も増えてくる。
そんな中、10分でも有効利用して、質の高い練習ができるかどうかが
演奏家の存命にかかっているのだと思う。
今週はほぼ毎日、スカぴあのリハーサル!
しかし、私の日本滞在日数もカウント・ダウンが始まって、
その為の諸々や、アメリカに帰ってからの諸々もまた、
私の「やることリスト」を長くしている。
落ち着いて、一つ一つ片づけて、
そして細かい時間にも感謝して、できることを積極的にする!
がんばるぞ!

5 thoughts on “練習時間の不思議。質>量”

  1. 昨日、社長と千葉の倉庫で修理でした
    真紀子さんのCD聴きながら、面白い(音楽的に魅力があり、ワクワクさせてくれると言う意味で)ピアニストと知り合えて僕達は幸せだね~と話しをしていたんですよ。

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