通常生活へのリハビリ


戦争・和平交渉・結婚・葬式…

 

なんのリストだと思いますか?

歴史上、色々な文明で音楽が利用されて来た場面の多くのリストです。

音楽と言うのは、大きな社会変動や個人の社会に於ける位置変動が起こる度に

(大丈夫だよ~、大きなことは変わっていないよ~)と安心を醸し出したり、

(これは良いことだよ~、さあ、勇気を出そう~)と連帯感を醸し出すと言う効果があるそうです。

 

音楽を『高尚』、さらには『神聖』とさえ思うような西洋クラシックの世界で育ってきた私は

この概念を紹介されたときには結構感じ入りました。

儀式化された音楽ではなく、人間の営みに必要性を持って組み込まれている音楽。

 

祖母や育ての父親や友人を今年に入って続けて失ったり、

生まれて初めての全身麻酔を伴う手術で大げさで怖がりな私は(死ぬかも)と本気でちょっとだけ思ったり(恥ずかしかったので誰にも言わなかったけれど、どんな薬にも大げさに反応する自分の体が全身麻酔に正常に反応するとは思えなかった。)、更には沢山のコミュニティーの方々や日本からわざわざ来てくれた家族に祝福されながら新しい名前で人生の門出を祝ったり、この半年間、さらに最近の数週間は心理的に本当に盛りだくさんだった。そんな時、音楽を専門にする私は、忙しさにかまけて少し音楽から遠ざかった。

 

やばい。

 

音楽から遠ざかった私が再発見するのが食である。

音楽と同じく食と言うのも冠婚葬祭には音楽と同時に人生の一大事に連帯感を醸し出し、人間の営みの普遍性を思い出させる大事な立役者。

最近「孤独のグルメ」と言うドラマにはまっている。

私と同じく門出を祝った相手と一緒に

祭りが空けた今日はアイスクリームをパクつきながら見てしまった。

 

練習と論文は週末が明けてから。

ひとまず疲労回復と生活リズムの回復を試みなければ。