芸術を医療の一部とする、と言う概念

Houston Methodist Hospitalと言うその4分の1でも世界一の規模を誇る病院機関。

そこに、医療と芸術の融合を実践してデータを集め発表しているCPAMと言う部がある。
CPAM=Center for Performing Arts Medicine. 
 
現在ではfMRAIなどの医療機器を使い、
音楽や一般芸術がどのような効用を持つかデータ化し証明することが出来る。
例えば運動の様に、本当に芸術に健康促進や治癒能力があることが証明できたら、
政府も企業も個人も芸術に今よりも更に価値を見出すだろうし、
例えば特に積極的な興味がない人も、その効用のために芸術鑑賞をするようになるだろう。
 
実際、脳の活動は個人差があるにもかかわらず、
違うジャンルの音楽の刺激に対しては同じような反応をすることがすでに
fMRIイメージで証明されている。
これは個人的な好き嫌いや、音楽に対する知識レヴェルから独立している。
それは非常に不思議な事で、音楽自体に脳に直接働きかける作用があることを示している。
 
私は今、音楽=治癒能力と言う概念に非常にはまっていて、
今もCPAMのfMRAI技師とミーティングを終えたところ。
自分の特殊技術を持ってこれからどのように社会貢献が出来るか模索中の私にとって
一つのヒントと、沢山のアイディアを与えてくれている。
 
音楽人生万歳!
 

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