ルネッサンス音楽の試験勉強


この2日間で、私は多分合計8時間くらいしか寝ていない。
普段は一日8時間以上はしっかり寝ている私が、である。
試験勉強と言うのは必要悪だ。
お尻に火がつかなくちゃ、頑張れない。そして私は頑張った。
下は、私が記憶した作曲家の生死年である。
Machaut (1300-1377), Landini (1325―1397), Ciconia (1335-1411), Leonel Power (
????-1445), Dunstable (1380-1453), Dufay (1397-1474), Binchoy (1400-1460), Ockeghem (1410-1497), Jasquin des Prez (1440-1521)
試験が終わって素手に5時間経っているのに、私はしっかりこれらの番号を記憶している。人間の記憶力にびっくりである。その他、モテット、Ars Nova, Trecento, Mensural notation, Sings of Mensuration, Isorhythm (talea, color), Mass de Notre Dame, Nuper rosarum flores, これらの定義、音楽史上の重要性、などなど一週間前には答えられなかったことが答えられる。凄い!
そして私は腰を上げるのは重いけれど、必死で頑張るのは結構好きなのである。
それに勉強は確かに面白い。
例えば上記の中世末期からルネッサンス中期までの代表的な作曲家の生死年。
良く見てみると、戦争や伝染病や貧困がはびこっていたはずのこの時代に、
皆たいそうな長生きなのである。
これには色々理由が考えられる。
一つは、この時代の作曲家と言うのは伝記的な情報が少ない。
これらの年数は結構適当な場合が多い。
分からないから、長めに設定しておくのかも知れない。
(ちなみにLeonel Powerの生年が????となっているのは、私が忘れたからではない。教科書にそうなっているのである)。
もう一つは、この時代作曲家になろうと思ったら
小さい頃から教会のコーラスでボーイ・ソプラノとして歌って
その間音楽教育を施され、
声変わりしたら教会関係の仕事をするか、聖職に付くしかない。
この時代は、教会の不正が非常に問題になり、
一時はローマ法王がローマを追放になって(1310-1400)
フランスのAvignonに身を寄せていたこともある時代である。
もしかしたら聖職者や教会関係の仕事をしている人と言うのは
平均年齢の倍以上生きながらえるくらいのものすごい特権階級だったのかも知れない。
そう言うことを想像するのも楽しいし、
何より一週間前はぜんぜん知らなかった時代や世界のことが
今私の頭の中にびっちり詰まっているのは本当に愉快。
博士課程、万歳!
そして私は今日は早寝!