録音技術を学ぶ

博士課程の最初の学期の必修「キャリア・スキルズ」の最初のプロジェクト、
「録音の仕方」の講義と実習が始まりました。
ヒューストンで一番大きく、世界で2番目に古い(営業70年目)、シュガー・ヒルズと言う録音スタジオの
チーフ・録音技師に教わります。
「いかに聴衆の視点(聴点?)を正確に再現するか、と言う事を目指す基準に」と言われました。
しかし、昨日復習で録音器具とホールを借りて実験してみたところ、
マイクの置き場所、さらに色々なポジションに点在させたマイクのバランスで、
かなり色々な操作が出来る事が分かりました。
同じ演奏でも、これらの操作で凄く色鮮やかにも、重厚にも、とてもドライにも、ボタン一つで出来ます。
これだけ簡単に色々選択肢があると、「演奏を忠実に再現する」と言う作業はもはや倫理的!?
とても興味深い実験でした。

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