タングルウッドにおける演奏、その4&その5


9;45  キャンパス到着、練習
12    レヴァインのボストン交響楽団リハーサルの見学
12;30  ウェスト・サイド・ストーリーの最終リハーサル
2;30  ピアノのアンコール曲集リサイタル(ドビュッシーの月の光)
4;30  研修生によるコンサートの譜めくりと、聴衆としての参加
6;30  ピアノ科の責任者、Alan Smithのうちでピアノ科研究生と教授群の為のパーティー
8;30  ウェスト・サイド・ストーリーの演奏会。
今、とても眠いので、簡潔に。
我を忘れる瞬間と言うものを一つでも多く探し求める人生を送りたい、
ト言うのが私の人生上の一つの指針である。
今日は、我を忘れる瞬間をたくさん持てた日だった。
タングルウッドは、今日は一日お祭りのような日だった。
通常タングルウッドは、キャンパスに入るのに入場料が要り、
その上にコンサート会場に入るのにはティケットを買わなければいけない。
コンサートのほとんどはスピーカーと映像で、外の芝生でピクニックしながら楽しめるようになっている。
しかし今日は、入場料が割安なうえ、コンサート会場へのティケットが要らない日とあり、
沢山の家族づれでにぎわった。
タングルウッドも午後を通してずっと色々な演奏会を企画していて、
その中の一つとして、ピアノの研修生が一人ずつ、5分以内の小品を弾く、
発表会のような企画もあった。
私たちは現代曲の準備や、アンサンブルのリハーサルで駆けずり回っているうえに、
一週間ほどまえにこのコンサートへの出演の要請が来て、
ちょっと文句もあったのだが、でもまあ演奏の機会だし、頑張った。
私は18番のドビュッシーの「月の光」を弾いた。
そしたら、とても受けたのだ。
そのあと一日中、いろいろな見知らぬ人に握手を求められ、おほめの言葉をいただいた。
やっぱり良い曲なんだなあ。
それから、ウェスト・サイド・ストーリーもなんとか楽しく弾き終えられた。
芝生で聴いていた友達によると私の映像が2回大きく写されたそうだ!
間違いもあったけど、2回のリハーサルの付け焼刃の割には、
沢山学べたし、みんなの演奏も素晴らしかったし、全体的によかったのでは、と思う。
やっぱり良い曲だなあ、これは偉大な傑作だなあ、
と、特にこの頃現代曲フェスティバルに向けて、現代曲のリハーサルが増えてきていて、
中には本当に楽譜にする価値のある音楽なのか疑問に感じるような曲もある中で、
つくづくと感じ入る。
そのあと、チャイコフスキーの1812年序曲が、大砲と共演して演奏され、
私たち研修生は外の芝生でござをしいて聴いていたのだが、
たまたま大砲のまじかに座っていて、大砲が鳴った時はみんなで飛び上がってしまった。
そして、最後にバンバンと花火が打ちあがり、
皆見とれて、いつもははしゃぎ合う友達がみんな静かになった。
芝生では、ワインを飲みながら音楽聴いて、花火を見たので、
今は、疲れと酔いと、また少し肩の荷を下ろした安堵で、
とっても眠い。
寝ます。