演奏その1、無事終了!


今日はセイジ・オザワ・ホールにてレイナルド・ハンの歌曲の演奏で、今年度最初のタングルウッド演奏を無事終了しました。フランス歌曲をまとめたリサイタルで、ハンの他にフォーレ、デュパークなどがプログラムに組まれていました。私の今日の相棒のテナーはまだ若い23歳で、真剣に詩や音楽に取り組むあまり、リハーサルが解釈の話し合いでえんえんと続いてしまうような人でしたが、そのお陰もあってか、今日の演奏は本当にうまく行ったと思います。色々な人に褒めてもらいました。
その後、ボストン交響楽団で全ベートーヴェンのプログラムを聞きました。スティーブン王序曲作品117、ピアノ協奏曲の3番(Gerhard Oppitz 独奏)、そして交響曲5番「運命」。指揮はスペインのブルゴスです。昨晩のマーラーの交響曲2番「復活」(マイケル・ティルソン・トーマス指揮)に続き、2番目のボストン交響楽団は指揮者が違うと同じオケでここまで違うか、と言うくらいでした。ブルゴスは縦振りが多く、音やフレーズを伸ばす動き、と言うのを余りしません。でも全体的なイメージは独創的なものが多く、例えば交響曲5番は楽章間、時間をほとんど取らずにほとんどぶっ続けで演奏して、それが結構面白かった。でも、細かい所で何となくきっちりしない感が残ります。昨晩のマーラーは大きな構想、そして細かい詰めまで全て素晴らしかったと思う。
そしてその後皆で演奏会の感想などを話しあいながら飲み会をしました。廊下で「今日、とても良かったよ、おめでとう」と、通りすがりのチェリストに声をかけられましたが、一瞬自分の演奏会が今日だった事をすっかり忘れて(なんのこっちゃ)と思ってしまいました。何だか今日の夕方6時の演奏会の事が随分昔の事詩思えます。
明日も忙しいです。