ピアノを弾くのは、簡単なんだ!! 2


子供のころ、私は挑戦精神が旺盛な子供だった。
「すごく難しい」とされることを出来るようになりたい。
ピアノの練習を頑張ったのはそう言うモチベーションもあったのかも。
でも最近、才能のある生徒さんをたくさん教えさせていただいていてつくづく思う。
教師の仕事と言うのは、
どうやったらより簡単に、より効果的に弾けるか、教えることだな~、と。
何時間も練習しても不可能に思えるくらい難しい曲やパッセージがあったら
何かが間違っている。
指、手首、腕、肩、上半身、座り方、重心、を効果的に使えているか。
考え方は理に叶っているか。
テンポは正しいか?(遅すぎて難しいと言う場合もしばしある)
正しい歌い方をしているか。
最終的には「作曲家の書き方が悪い!」とか
「間違っていたのは選曲でした!!」と言う結論に落ち着くかもしれない。
でも、つくづくこの頃思うのだ。
マゾのような長時間のがまんの練習は本当に不毛。
超絶技巧を身に着けるために運動神経を特訓するような練習にだって
作戦と、理性と、適正を応用しなければ。
盲目的にただ単に練習量をこなして何とかしようと頑張るピアニストがいかに多いか。
私もそういうピアニストの一人だったから良く分かるけど、
でも練習はすればするほど良いものじゃない。
効率の良い練習、そして効率の良い奏法、音楽づくりを身に付けよう!
そして適当な練習をしつつ、豊かな人生を送るタイム・マネージメントの技術も。
豊かな人生の方が絶対最終的に良い音楽づくりにつながる、と言うのが
この頃の私の信念になりつつある。


2 thoughts on “ピアノを弾くのは、簡単なんだ!!

  • какоу

    わたしもこの頃ね、対象を自由に楽しんで描くのが一番、と思い始めてます。喜びのない創造は不毛ですね。ロマン主義もたまにはいいのかも。

  • ピアニスト、makicha

    >какоуさん
    お久しぶりです!
    コメント、ありがとうございます。
    お名前変えられたんですね。でも内容でわかりました。とても嬉しいです。これからもよろしくお願いいたします。
    マキコ

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