コロナ日記⑯:社会幸福を目指して今は外出禁止!

  • コロナ関連の死亡者が世界中で30,000人を超える
    • 内10,000人がイタリア住民
  • NY, NJとコネチカット州の住民は他州への旅行への自粛要請がCDCから発行される

ブログ更新のためにCovid-19関連の最新ニュースをネットで検索していると、本当に息苦しくなってくる。

でも良いニュースもある。

例えば、私が博士号を取ったライス大学で$300の簡易人工呼吸器を完成。通常人工呼吸器は一台$25,000~$50,000もする複雑な機械なのだが、この経費と製作時間を短縮して何とかコロナの被害を最小限に食い止めようというプロジェクトだ。

それから音楽家同志で、演奏会がキャンセルになった今、お互いをSNSでフォローして一人でも多くのユーチューバーやインスタグラマーを作ろう、と運動が起こっている。私もお蔭で一気に100人くらいフォロワーが増えた。ユーチューバーになるには1,000人のフォロワーが必要。私は後150人弱!もしYouTubeのアカウントをお持ちでしたら、私のチャンネル登録をよろしくお願いします。

今日も朝はジョギングと筋トレ!曇っていたのが走っている内に段々晴れてきて爽快な土曜の朝。

午後はUS-ジャパンリーダーシップの有志と共に瞑想。 春光院の副住職川上(全龍)隆史 氏 (この人もUSJLPフェロー)が瞑想について色々教えてくださって、その後皆で30分ほどマインドフルネスの瞑想をする。最近一人でYouTubeを聞きながら瞑想していたけれど、やっぱり仲間と一緒に瞑想するのが嬉しい。

幸福の脳神経科学のクラスは非常に面白い。そして幸福と生産性のはっきりとした因果関係を見ると、今回の外出禁止を徹底するか経済を優先するかと言うジレンマは、私は外出禁止を徹底するしかない、と思う様になる。実際の感染者数や死者数だけではなく、生存者のトラウマも考えなければいけないからだ。更に、裕福さと幸福感の因果関係は薄い。私たちは社会的動物なので、お互いに自己投影をする。仲間を見捨てなければいけない状況が一番、私たちの性質に反している。逆に、お互いの役に立つことが自分たちの存在意義に意味と誇りを持たせ、本当の幸福感につながる。

色々明確化してくる。幸福でいることは、甘えでも贅沢でもない。自分を幸福に保つことは一人一人の最重要責任だ。幸福でいることで、初めてできる社会貢献が在る。

自分自身の感染を避けるのではなく、自分が万が一キャリアーである可能性を念頭に、そしていつキャリアーになってしまうか分からないという事実を念頭に、コロナの感染を食い止めるため、周りの健康のため、今は外出禁止令が正しいと思う。

来年の春は、みんなでござを敷いて、美味しいお弁当を食べながら一緒にお花見をしよう。私は、とてもとても桜餅が食べたい。桜の塩漬けがのって、しょっぱい桜のはっぱで包まれた、もち米の粒が口の中で感じられる硬派の桜餅が、涙が出るほど食べたい。皆と笑い合いながら食べたい。来年はきっと実現しよう。

1 thought on “コロナ日記⑯:社会幸福を目指して今は外出禁止!”

  1. 小川 久男

    お疲れ様です。

    勢いのある文章に出会えて良かったです。
    健康であることが社会貢献であることをつい忘れがちです。

    昨日、フランス映画「奇跡のひと マリーとマルグリット」を観ました。
    マリーとマルグリットの困苦を想えば、健常人はこの現状に十分に耐えられると思いました。

    小川久男

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