Biography

ジュリアード音楽院プレカレッジに始まるNYでの勉強中に、南米、北米、ヨーロッパ、日本での演奏旅行を開始。ボリビア国立交響楽団やヒホンスペイン交響楽団、ペーチ・ハンガリア交響楽団など世界各地のオーケストラと共演。LAのコルバーン音楽学校で特待研究生として4年を過ごし、2009年にはレオン・フライシャーの指揮でコルバーンのオーケストラと「パガニーニの主題による狂詩曲」を演奏。2009年と2010年の夏にはタングルウッド音楽祭の研究生として招待され、世界的指揮者やピアニストと勉強、共演。

「暗譜演奏の起源」についての博士論文出版で2017年にライス大学から博士課程を取得。精力的な演奏活動と共に、執筆、テレビ・ラジオ出演・教育者・客演講師として活躍しながら、音楽学者としても探求を進める。。『演奏者と聴き手の距離を縮める音楽活動』をモットーに製作したYouTubeシリーズ「Poco Piano」も好評。

音楽の持つ治癒能力を信じ、病院や学校などでの出張公演なども積極的に行う。在米29年目の在外日本人として、音楽活動を通じての世界平和貢献を模索。日米財団のフラッグシップ企画、「日米リーダーシッププログラム」に2017年から参加。また、音楽の医療効果・脳神経レヴェルでの効用などの研究にも携わる。現在、自らの半生を基にした舞台恐怖症克服の過程の手記を執筆中。

録音アーティストとしては、自身のアルバムを今まで6枚リリースしているほか、『音楽は世界の共通語』を体現する日本人デュオMATIMAの創始者としても2枚のアルバムをリリース。アメリカ現代音楽を代表する女流作曲家、オーガスタ・リード・トーマス氏の室内楽作品集にピアノ・ソロ組曲「Traces」を収録もしている。横須賀拠点の「海外で活躍する演奏家を応援する会」支援で始まった日本での演奏活動は多大な賛同者を得て、18年目を迎えることができた。

12か国で演奏。15のオーケストラと共演。ボリビア国立交響楽団とのデビューから24年。日本での演奏活動は18年目を迎える。音楽の治癒能力で幸せ・健康・平和をもたらすべく、執筆・講演・起業・ネット上の活動など幅広く意欲的に活動。音楽博士。博士論文のテーマは「暗譜の起源」。現在、舞台恐怖症を克服するまでの手記を執筆中。音楽に対する真摯な姿勢から得られた知識、豊富な体験から身に着けた人柄、彼女のトークは聴く者の音楽の世界を広げてくれる。