- COVID-19の犠牲者、世界で74,000人を超える。
- アメリカの犠牲者は今日10,000人を超える。
- NYは犠牲者数・感染者数ともに安定を見せ始める。
- 州知事クオモ「油断は禁物」
- 英首相ボーリス・ジョンソン:コロナ感染でICUに。
- 中国:一月下旬以来初めて、コロナ犠牲者ゼロを記録。
- 安倍首相:明日4月7日(火)7つの都道府県に非常事態宣言?
今週末のこと。「パーン」と明るい音がした。野の君と顔を見合わせる。また「パーン」。
その晩、近所のオンライン掲示板で「あの音は何だったの?」と言う書き込みを見る。
「花火の誤発?」と言う返事がいくつかあった後、隣人の一人が貼り付けた地方紙の記事のリンクで同じ日に車からの銃乱発事件が在ったことを知る。被害者はいなかったらしい。何を狙うでもなく、運転しながら何発も撃ったらしい。その記事の記載にあった地点は我が家からは少し離れているし、時間も私たちが「パーン」を聞いた時間よりずっと遅い。でも心配。
我が家は住宅地の中でも奥まった、車通りの少ないところにある。それなのに最近、この近所には珍しい古い車種が何台も連なって、ものすごい音量で音楽を鳴らしながら通り過ぎる。ベースの音が窓ガラスをびりびりと振動させるほどだ。威嚇的。日本の暴走族を思い出す。
警察にコロナ感染者が増えている。NYの警察は18.5パーセントが4月3日(金)に病欠ー内約3分の一がコロナの診断を受けている。そして、牢屋でも感染が広まってきていることから軽犯罪者や高齢牢獄者は釈放され始めている。更に、失業者の数が増え、困窮する人が増えてきている。治安は悪くなるのは、当たり前だろう。
更に新しい視点が浮上。今日、US-ジャパン・リーダーシップ・プログラムで私と同期だった、Nikole-Hannah Jonesがツウィッター発信をしていた。彼女はNYタイムズの調査報道官で、アメリカの学校教育に於けるシステム化された人種差別を専門にしている。数々の賞を取っている素晴らしいジャーナリストだ。この彼女が「COVID-19に於いては人間みな平等ーコロナがヒューマニズムのきっかけになるーと言うのは偽善だ」と書いたのだ。メディアに載るコロナ感染者や犠牲者のイメージは主に白人だが、例えば黒人人口が30%のシカゴで、コロナの犠牲者の70%は黒人。黒人人口が14%のミシガンではコロナ犠牲者の40%が黒人。
なぜこうなるのか。この非常事態にまだ現場で他人と密接しながら働いているのはスーパーの店員、清掃員、道路工事、ごみ収集、警察・消防隊員・オンラインショップの発送業務員…貧困層なのである。彼らの住環境も職場もソーシャルディスタンシングが難しい。そしてこれらの職種に犠牲者が多くなっているのである。この一目瞭然の不平等が怒りを誘発したとしても、それは当然の反応だと思う。でも、怖い。
実際には3月の犯罪率はロサンジェルスでは全体で23%減っている。留守宅が少なくなっているし、外出する人も少ないの、と言うのが警察庁が発表している理由だ。更に、ロサンジェルスでのコロナ感染者も犠牲者もNYのに比べると急増していない。今日はロサンジェルスでは感染者の急増率が初めて一桁で収まった。でも、ロサンジェルス市民は今行政から「できることなら食料買い出しにも薬局にも行くな。」と言われている。カリフォルニア州知事は「ピークは5月」と言っている。いつまで続くのだろう?皆いつまで不安に耐えうるだろう?
まあ、でも怖がっていてばかりでもしょうがないので笑いましょう。SNSで出回っている、人々のコロナ対策。
今日は土砂降りで走りに行けなかった。練習と読書に励んだ静かな良い日だったが、自分の文章を読み返して、やっぱり走りに行けないと自分は駄目だな~と思う。ファイト!
お疲れ様です。
今、安倍首相が緊急事態宣言を発令しました。
非常事態ではなく強制力はありません。
稲作文化の日本らしいやり方です。
みんなで田植えをしましょう。
互助精神が今も生きているようです。
あと1ヵ月、頑張りましょう。
小川久男