コロナ日記㉟:ご褒美日

  • Paycheck Protection Program(3490億ドル)が底をつく。
    • SBA(中小企業庁)の経済救済プログラムで従業員のお給料が払えない超規模事業のための経済援助プログラム。
  • この4週間で2,200万人が失業保険に応募
  • 外出禁止令に対するデモ行進が米各地でみられる。

今日も快晴。でも体が重い。だましだまし、歩きながら走る。

何か調子が出ない。

あああ…演奏会自粛は今年いっぱい。もしかしたらこれから18か月。そして政府規制が解除になったとしても、誰が演奏会場に来てくれるだろう?感染は怖いし、皆経済的に困窮。

別に世界情勢に関係なく、私は時々ダメマキコになってしまう。そういう時は抗わずにどん底まで行くのが一番!やけ食いとテレビを自分に許す。今日はご褒美日。だってずっと頑張ってるし。

嬉しいことを考えよう。例えば、上腕の筋肉がついてきているのである!そりゃそうだ。毎日腕立てとか筋トレやってるし。でもビデオ編集していると、筋肉の成長が明らかに見えて嬉しい。

まず2013年のぷよぷよ上腕に注目してください。

これを現在と比較してみると…

すごい!筋トレって本当に効果があるんですね…!

そして、今日ふてくされて観た映画がとってもとっても良かったのだ。「Kite Runner(君のためなら千回でも)」 当時すごく話題になっていたのでずっと観たかった映画ではあったのだが、期待をはるかに上回る素晴らしい映画だった。

この映画はアフガニスタンで始まり、その紛争に奔走される登場人物のほとんどは移民として国を出る。アフガニスタンではインテリの富裕層だった人が、アメリカではガソリンスタンドの店番として人生を終える。そして皆暴力や生死をかけた血みどろの環境に侵されていく。

映画を観て、おこがましいながらも、今のパンデミックを経験する事が良かったと思えた。私の世代にとっては今までの人生最大の世界的恐慌。これを経験したことによって、もう少しだけ他の人の苦しみが分かるようになった気がする。

「涙こらえて微笑むよりも、涙枯れるまで泣く方がいい。人は苦しみが多いほど人には優しくなれるのだから」って歌を思い出しました。

そして良い映画というのは本当に現実を忘れさせてくれる。私もそんなパワーを持つ音楽を届けたい。愛をこめて、世界に発信続けます。頑張ろう!一緒に頑張ろう!

1 thought on “コロナ日記㉟:ご褒美日”

  1. 小川 久男

    お疲れ様です。

    たった今、安倍首相が緊急事態宣言を全国に広げ、コロナ禍による経済的支援として国民一人10万円の給付などを決めたと中継がありました。その他にも個人や法人が被った被害についても金銭的支援をすることになりました。
    アーティストは個人事業主ですから申告することになります。
    そしてあと2週間外出を控えてくださいとのことでした。

    「底まで落ちてまた這い上がる」この言葉は大好きです。
    人生に順風満帆などありませんから。

    小川久男

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