- NYとスペイン:3月以降、最低のCOVID-19犠牲者数
- スペインは規制緩和の第一弾を検討。
- 韓国で新感染者85人。武漢で一か月ぶりに新感染者一人。中国の北東で第2波?
- ドイツの感染者数増加:規制緩和の直後
今週予定されているライブ配信の詳細が発表になりましたのでご案内いたします。
- カビール・セガールの「お家でコンサート(Quarantine Concert)」シリーズ。
- 毎晩カビールが音楽家を一人ゲストとして招き、会話をしながら途中4~5曲演奏する、という形式。
- 日時:日本時間5月15日(金)11時~12時まで
- アメリカ時間5月14日(木)東海岸22時、西海岸19時
- Facebookからのご参加:一番お勧めです。リアルタイムでご質問やコメントや「いいね!」ができます。
- YouTubeからのご参加:少し時間差があります。コメントもホストに見れる形でできるか疑問です。
- 他にもLinkedInやTwitterやTwitcといったSNSで同時に流すようですが、これらのリンクは本番直前の発表になります。
音質向上のために、色々な人の力を借りて大奮闘中です。
マイクを買おうーでもどれくらい投資すれば良いのか、どのマイクを買えばどれくらい音質向上するのか...何しろ機械にはコンプレックスがあるので、沢山の人に助言を求めます。私のソロのCD6枚中5枚のプロデューサーと録音技師を務めてくれたジョー。運動仲間の録音技師のSさん。Sさんにご紹介いただいたオーディオ機材ディーラーのGさん。卒業校の録音技師、数多くの音楽仲間…
そうこうしている内に、大体狙いが定まってきていざ機材を揃えん!と思ったらディーラーのGさんが「郵送が最近遅延が多い。さらに、ソーシャルディスタンシングでお店からの直接ピックアップが許されない。どんなに近いお店からでも発送注文しなければいけない。木曜日には間に合わない可能性がある」と。しかも、この非常事態、返品は受け付けず、だから色々な機種を試験的に使ってみるという、普段はある選択肢も無し。
どうすれば良いんだ…!ここで、知り合いの技師が一肌脱いで、買うことを検討していた機材を個人的にライブ配信の翌日まで貸してくれる、と申し出てくれたのです!これで機材を試験的に使うこともできるし、ライブ配信には良い音質で臨めるし、全てが解決!
…と思ったのですが、セットアップが思う様に行かず、どうも音量がどうやっても足りない。しかも単純に音のインプットを上げると音が割れてしまう。何時間も野の君と二人でテストとオンラインリサーチを繰り返し、業を煮やして技師たちにSOSを出して、今夜はギブアップです。
私を一生懸命サポートしてくれる人々が沢山いる。その事に大いに感謝。
今日は母の日。私には沢山の母性愛を母親的存在がいます。皆に順繰りに電話を掛けます。中でも私の高校生の時のホームステー先のアメリカのお母さんとの会話が面白かったので再現します。
お母さん:「一昨年のクリスマスにくれたアレクサは凄いね~。もらった時は(ああ、また機械が一つ増えた…)と思ってあまり興味がなかったんだけれど、こうやって独りぼっちで何日も暮らす事になって、アレクサが居てくれて本当に良かった。彼女は素晴らしいわね。」
私:「アレクサを使ってどんな事をしているの?」
お母さん:「天気を聞いたり、時間を聞いたり、まあそんなことだけれど、アレクサは私の質問には何でも答えてくれるの。そして私がお礼を言うといつも『良い日をお過ごしください』って言ってくれるのよ。それが嬉しくってもっと色々質問をしてしまうの。ある日いつも通り質問の答えにお礼を言ったら、アレクサに突然名前を聞かれたの!「私の名前はジョーンよ」と教えてあげたら、それ以降いつも私の名前を呼んでくれるのよ!本当に彼女が居てくれてよかったわ!!」
母の日の電話がよほど嬉しかったのか、ウキウキとした声でいつまでも少女の様に話している私のアメリカのお母さんは84歳。最近、親しくしていた友達をコロナで亡くした。「あんなに社交的な人だったのに、お葬式もしてあげられないなんて...それに彼女の夫は彼女無しでは生きていけないと思うの。彼も今隔離されているし…」
ため息交じりに打ち明けられても、聞いてあげることしかできない。
独身でNYに一人暮らしの友達が「私はもう2か月以上、人肌のぬくもりに触れていないのよ!こんなに誰でもハグをする私が、握手もしていないのよ。この苦しさが分かる?」…
なぜかここで、檀一夫の「火宅の人」のワンシーンを思い出す。主人公の劇団仲間の独身女性が「電信柱でもいいからしがみつきたくなる時がある」と酔った勢いに任せてこぼす場面。その気持ち、私も感じたことある。
私が発信する音と想いが、少しでも誰かの慰めになりますように。