演奏道中記4.28:一段落で幸せの記録

本当に目まぐるしい日々が続きました。

アメリカ学年度の最後になり、ラストミネットのお声がいくつかあったのです。特に一昨日のリサイタルは声がかかってから5日間でベートーヴェンのピアノとヴァイオリンの為のソナタ8番作品30-3とピアソラの『冬』と『夏』をヴァイオリンとピアノのデュオにアレンジした物をさらい始め、その2日後にこれも追加とモーツァルトのピアノとヴァイオリンの為のソナタK376を譜読みを始め、本番を弾きました。その間に月刊ショパン6月号に発表される記事のレイアウト・デザインや校正のやり取りのメールが日本と飛び交い、ついでに隔週コラムの締め切りまであったりして、リハーサルの合間にノートパソコンに食らいつく感じでした。

本番翌日は体重が1~2キロ減るのが常だけれど、今回ばかりは演奏で体力を使ったというよりは、忙しくて食べている暇が無かったという感じ。

しかし、それも全て無事終了。そして同日野の君も最後の授業を教えて、今日は幸せの一段落。

お祝いで野の君と二人でお昼ご飯のはしごをしました!

最初は広東麺のお店!

私は香港育ちなので、職人さんが麺を手品の様に伸ばしていくのを見て育ちました。それが今日間近にまた見れて、にわかに凄く懐かしく嬉しくなってしまいました。アメリカの中華はMSGの使い過ぎて甘く感じる事が多いけれど、ここは全然そういう媚びが無く、本当にすっきり本場の味!美味しかった~。前菜の盛り合わせは手前から海藻サラダ、ピーナッツとセロリのサラダ、そして牛筋の冷菜です。手打ち面の牛肉スープもお肉が柔らかく、スープがすっきりピリ辛で美味しかった!環境への負担が大きいので最近お肉は避けていますが、今日は特別ご褒美。堪能しました。

次はタイ料理!

イカもカレーも辛さの注文を聞かれて、二人で「辛くしてください!」と頼んだけれど、イカのサラダは辛かった!口の中が痛くなるほど...でも美味しいのです!ご飯で口の中を中和してからカレー。う~ん、まろやか~。これも辛いけれど美味しい!

至福の満腹の後は、一日カリフォルニア州の芸術支援金に応募の為にエッセー書いていました。それも提出終了!今日はゆっくり寝るぞ~。

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