- OPECとロシア・アメリカが石油生産を10%低下する事に同意
- アメリカの消費豚肉の4~5%(一週間に約1.3億食分)を加工するSmithfield, Incがサウスダコタ州の加工所で3,700人の従業員中238人の感染が認められ、州知事と市長の要請を受けて最低14日間の閉鎖。
- 鶏肉処理のTyson Foodsのアイオワ州の豚肉加工所や、世界最大の精肉会社JBS USAのペンシルバニア支部の2週間の閉鎖中、など。
- フロリダのディズニーワールドが4万3千人の雇用人を一時解雇。
- スペインでは4月13日(月)から在宅勤務が不可能な人で仕事場が復帰した人は復帰が認められるーただし「必須事業」に関してのみ。
- ルイジアナ州、ミシシッピ州、アラバマ州などで非常な竜巻と荒天による被害が相次ぐ。
- 停電:ルイジアナ州ー3万6千世帯、ミシシッピ州ー2万世帯、アラバマ州2万3千世帯。
- 明日も荒天は北米南東一帯で続く見込み
- 各地で復活祭やユダヤ教のパスオーバーがオンラインで放映される。
- ケンタッキー州では州のガイドラインに背いて復活祭のミサに参加したものに対して14日間の隔離を指示。
また雨。信じられない。本当に良く降る。
雨もあり、昨日の強行収録の疲れもあり、そしてヴィデオ編集ソフトウェアの想定外の不具合もあり、結局今日は、何もしなかった。 私にとって復活祭は何の宗教的意味も成さないけれど、私のホストマザーや友人にとっては大事な時。そのせいもあって、今日は沢山の友好電話。
NYに次いでコロナのダメージを受けているNJの高齢者住宅に居る84歳の私のホストマザー(高校時代、家族が日本に帰国した私を引き取って以降私のアメリカのお母さん)によると、スーパーは入店人数を厳しく制限しているだけでなく、品物が並ぶ通路を全て一方通行にしているそうだ。なるほど。そしてコロンビア大学の近く、私の古巣の近所で観光名所でもあるSt. John the Divineが一時的な病院になると教えてくれた。「そんなに患者の数が増えることを予想しているなんて…」と嘆いていたが、彼女自身は元気でおしゃべりが止まらない。
ハンブルグに居る図書館司書の友達は「私は世界中の友達と話しをして、コロナ関連の逸話を集めているの!」と元気そう。「今までで一番面白かった話しは?」と聞くと、カザフスタンで住所証明書を忘れて外出してしまった友達の友達が警察に地面にたたきつけられ後ろ手で手錠をはめられたことがまず一等に来る。住所証明書を常に携帯して、一定以上の距離を外出していない事を常に証明しなくてはいけないそう。イリノイ州では彼女に会いに行った10代の息子が行方不明になってしまったが、警察には人手がなく捜査してもらえない、とか…逸話が尽きない。
D.C.に居る私の友人は、去年の夏一緒に富士山に登った仲。100マイル(160キロメートル)鉄人マラソンを走ったりする彼は同時に想像を絶するスーパー社交人で、顔が物凄く広いことにかけては私の知人の中でもピカイチ。でもだからだろうか?「もう友達が3人も亡くなっているんだ…皆30代で、しかも一人はトライアスロンの選手なんだよ…」
そしてブログを書きながらもう一つの友好電話待ち。ハワイと中国と日本とロスで繋がる!この4人でつるんでいたのは、実に15年くらい前の事。マンハッタンで性懲りもなく、週に何度も夜を明かして語り合ったりした。
肉体的な距離を強いられているからこそ心が近くなる。そして将来が不透明なことを思い知らされる非常事態だからこそ、今あること、そして過去の思い出を慈しむ。愛でる。味わう。
お疲れ様です。
日本もじわじわ患者が増えていますが、都市封鎖には至っていません。
むしろ、岩手県はまだ一人の罹患者がいません。
初夏を迎えた頃にはコロナって何?
となることを希望しています。
小川久男
どうでしょうね。
アメリカに居ると、そういう楽観は難しいです。
真希子