菜食主義も人生で何度か試した私です。
食倫理や健康食に関しては結構こだわりがあります。現在の畜産業の環境問題や、アメリカの食肉加工産業の労働者の賃金問題や労働環境の問題、更に肉食の安全性や消化の負担など、色々な理由で肉は避け気味です。
最近、デンマークでミンクと人間の間で変異種コロナの感染が起こっていることが分かり、何百万と言うミンクが殺処分になっています。家畜に感染症が広まりやすい理由に、以下が上げられています。
- 遺伝子操作をされているので、似た環境で育てられ同じ餌を食べていて、同種の家畜間に多様性が少ない。
- 飼育環境の密度が非常に高い。
これらは全て安い動物性産物を得るための経済効果を狙っての畜産業の結果です。今の所ミンクと人間の間の感染が確認されている変異種は感染力も致死率も、元々の種とそれほど大きく違いが無いようですが、他の家畜ではどうでしょう? 牛では?鶏では?次のパンデミックでは?
「肉や毛皮などの動物から取れる産物がここまで安く大量に手に入るということがすでに不自然なのです。安全な畜産業は可能ですが、その為には非常な値段の高騰が不可欠です。」
インタビューで聞いた生物学者の意見です。これ一つをとってもやはり肉食は疑問になってきます。
でも...今日は上の写真の大量の肉を野の君ともりもり食べてしまいました!
本当はこんな写真を挙げることさえ、肉食を推奨しているようで罪悪感もあります。でも、今日は二人で生まれて初めてウーバーイーツを試し、ずっと食べたかった韓国焼肉を注文したのです!上の7種類の大量の肉とどんぶり2杯以上の白飯と、キムチやお漬物5種類がついてなんと25ドル!安すぎて、やはりインタビューの生物学者の意見に深く頷きながらも、本当に美味しく一生懸命頂いてしまいました。
今日肉食した理由のもう一つ。ある50代の先輩(女性)に低血圧を相談したら言われたことが在ります。
「40代の時は辛かった。やっぱり女性の体は40代で変わるのよね。私はその時菜食主義だったのだけれど、ある日そうとは知らずに牛肉を食べてしまった事があるの。そしたら翌日自分でも信じられないほどの体力を感じて、それから時々肉食を自分に許しているの。だからあなたもお肉を少し食べてみたら?」
私はと言えば、肉を口に入れた瞬間からもう、物凄い元気です。お箸でつまんだ肉を口に入れて「おいし~~」と笑顔になった瞬間...飲み込む前からです。この即効性はやはり、鉄分とかそういう栄養の問題では無い気が...そして今日食べた肉(上の写真の肉を野の君と二人できれいに完食!)は「少し」ではない気が...牛さん、豚さん、ごめんなさい!ありがとう!!ご馳走様!!!