始業式

今日は、始業式があった。
研究生が全員タングルウッドにそろったのは一週間前だが、
昨日が初めての研究生のコンサート、今晩が研究生のオケのコンサート、
そして何よりもBSOの常任指揮者であるジェームズ・レヴァインの到着が今日の予定だと言う事で
今日が始業式となった。
生憎レヴァインはヨーロッパのコンサートの後、交通事情により足止めを食らって
結局レヴァイン抜きの始業式となったが、伝言として、次の趣旨のようなことが言われた。
「弾く、と言うことに集中するあまり、聴くことがおろそかになる若い演奏家が多い気がする。
ここでは、お互いを聴き、教授群や、ゲスト、そしてボストン・シンフォニーを聴き、
聴くことによって学んでほしい。練習よりも、ひとつでも多くの公開レッスン、講義、
そしてコンサートに触れ、見聞を深めることによってタングルウッドからより多くのものを得て
成長していってほしい。」

夜のオケのコンサートは全曲シベリウスのプログラムで、
前半のトーン・ポーエムを指揮の研究生が、
後半の交響曲二番をシベリウス研究の大家、ブロムステッドが指揮した。
指揮者によって同じオケが、同じ晩に、同じ音響で、ここまで音が変わるか、
とびっくりした。
そのあとタングルウッド主催のパーティーがあって、
皆したたかに飲み、たくさん踊った。
実は今、酔っ払っていて、乱文、乱筆、失礼。

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