今日、オバマ大統領のスピーチの生放送を見た。
アメリカのhealth care system reformに関してのスピーチである。
アメリカの保険には色々問題があり、それは私の様な人間にも直接関係してくる。
facebookと言う、日本で言うmixiの様な、ソーシャル・ネットワーク・サイトでは、
最近こんなメッセージが出回っている。
80%of the uninsured have full-time jobs. 62% of all bankruptcies in theU.S. are because of unpaid medical bills. 75% of those actually havehealth insurance. Enough is enough: time for reform. If you agree,please post this as your status for the next 24 hours.(現在保険に加入していない人の80%はfull-timeの仕事を持っている。アメリカで申請される破産の62%は病院への支払いができない人からで、その中の75%の人々は保険に加入している。もう十分です。改革の時の今です。賛成する人は自分の「今日の気分」のところに貼り付けて、24時間そのままにしてください。)
この統計がどこから来ているか私にはちょっと分からないが、
今まで聞いてきたアメリカの保険にまつわる醜聞を考えると、本当では無いかと思えてくる。
オバマのスピーチを聞いていると、4年後には全く違ったアメリカになるような気がしてくる。
彼の声音はとても真摯に、希望に満ちて聞こえる。
が、そんなに簡単なことならば、なぜこの改革はここまで長い時間かかったのか。
共和党の集中砲火を浴びているようですし・・。「政治の具」 にはしてはならないのでしょうけれど。
>enesco-bachさん
コメント、ありがとうございます。
そうですね。「華氏911」を作ったマイケル・モーアがこの保険問題に関して「Shicko」と言う映画を最近作りました。保険の問題には、私も大きな不信感を抱えていて、これから多分長年アメリカ大陸で暮らしていく人間としては、カナダに移住したいくらいです。でも本当は、オバマ氏の声の抑揚、しゃべり方、何が彼をここまで誠実に聞こえさせるのか、と言う音楽的分析をして、それを書きたかったのですが、眠くなってギブアップしてしまいました。オバマ氏は素晴らしいスピーカーだと思います。今は色々言われているようですが、私は良い大統領だと思います。
マイケル・モーアの映画は「Sicko」です。スペルを間違えてしまいました。