寝不足が祟ったのか、ペーパーをやっと書き終えたと思ったら急にのどが痛くなった。
学校の生徒二人が先週、豚インフルエンザの診断を下され、それが一番の心配だったが、
豚インフルエンザはのどは痛くならないそうだ。
一安心だが、異常な痛さだ。
つばや飲み物を飲み込むのに一々覚悟が居る。
ところで今日、友達とお昼にレストランに行ったら、子供づれの夫婦が一杯いた。
皆、乳母車に乗っているくらいの年齢で、とっても可愛い。
その一人とにらめっこをしていたら、友達がなんか耳打ちしてくる。
「何?(遊んでいるのに。。。)」と思ったら、なんと子供の父親が、
スパイダーマンの主役のトビー・マグアイだったのだ!!
さすがハリウッドのあるロサンジェルス。
でも、友達に教えてもらえなければ、顔をばっちり真正面から見ても絶対分からなかった。
この前ロバート・デニロやベン・スティラ―を目撃した時も思ったのだが、
皆、映像で見るよりも、ずっと骨細で、華奢なのである。
「テレビでは皆、実際より太って映る」と前からうわさに聞いていたが、本当らしい。
自己防衛のために言っておくが、これは特に高級なレストランではない。
有機栽培の、ビーガン(Vegan-動物たんぱく質全く排除の食事。乳製品も卵も使わない)の店。
私は、子供の成長には動物性たんぱく質が必要、と信じて育ったが、
アメリカの、特に西海岸では、赤ちゃんの時から菜食主義で育てられた人が結構いる。
私が最初に在った、生まれてから一度も肉を食べたことが無い女の子は農家出身だった。
彼女の家族は野菜を育てていたのだが、隣家は養鶏場や、乳牛の飼育を手掛けていて、
鶏が一斉に病死した時の処理を手伝ったり(売ってしまったらしい)、
色々見てしまって、その子が生まれる前に肉が食べられなくなってしまったらしい。
最近、雑誌で読んだのだが,アメリカの石油消費の19%は産肉と、食品加工、調理に使われるらしい。
http://www.time.com/time/health/article/0,8599,1917458,00.html
先々週、生ヴィーガン(45度以上の加熱を食品に加えない、動物たんぱく質を使わない食事)
のレストランについて書いた。
加熱を避けるのは、加熱による食品の化学反応が身体に悪いから、と言うのも理由の一つだが、
環境保護のためもあるらしい。
産肉も、肉の加工も環境に凄い負担をかけているらしいから、
菜食主義者の多くは「自分の健康より、環境保護のため」と言う。
菜食主義は、栄養のバランスを保つのに少し工夫が居るし、
私は肉も美味しくいただくが、でも菜食主義の食事も単純においしいし、
メニューにも、哲学にも、とても興味がある。