今日は学校の友達と連れ立って、近くのスケート・リンクでアイス・スケートをしてきました。
フィギュア・スケーターで現在外交の仕事もしているミシェル・クワンの家族が、もっとフィギュア・スケートの訓練を身近に、お手頃に、色々な人が参加できるようにしたい、と開設した施設です。入場料が9ドル、スケートのレンタルも3ドルととてもお手頃で、しかもスケート靴も、アイスの状態もとても良い、と勧めてくれたのは、私の友達のポーリーン。ピアノと政治科学のダブル専攻をしながらさらに競泳も、フィギュア・スケートもこなし、その上ホワイト・ハウスで夏のインターンシップをしたり、ヒラリー・クリントンの選挙中のお手伝いのインターンに選ばれたりするスーパーウーマンに強く勧められたら、断れません。(転んだら、手は大丈夫かな)とちょっと懸念はしたけれど、ポーリーンはほぼ毎週行っているらしいし、それにこの前のオリンピックの女子フィギュアを見て私もかなり触発されていたので、誘惑には勝てず、行ってきました。
結果は自画自賛ですが、自分でもびっくりするほどスイスイ気持ち良く滑れたのです! なんでだろう。 かなり昔の話ですが、NYのセントラル・パークでもスケートしたことが在るのですが、その時は(転んだらどうしよう)と思えば思うほどすってんすってんと見事に転び、そのたびに周りに居る優しい好青年達が助け起こしてくれるのですが、しまいには「あれ、君はさっきも助け起こしたよね?」と、その優しい好青年たちまでが思わず言ってしまうくらい、転びまくったのです。あの時に比べて私はこのごろ随分運動するようになったし、腹筋と背筋が発達させ、重点を落とし、上半身の力を抜いてピアノが弾けるように、と努力した結果スケートも簡単に滑れるようになったのでしょうか?
でも、スケートと言うのはかなりの運動量の様です。スイスイ滑れば歩くより楽な様な感じがしますが、ぐるぐるリンクを回っていると身体がどんどん火照って来ます。初心者達は主にリンクの外側をぐるぐる回り、真剣にフィギュア・スケートの練習をしている子たちは真ん中でダブル・アクセルとか、スピンとか、本当に見事にやっているのですが、ただリンクの周りを滑っているだけでこんなに身体が熱くなるのに、技をやってのけるのはどれくらいのエネルギーを使っているんだろう、と感心しました。
何にせよ、とっても気持ち良かった。ミシェル・クワンのお父さんにも褒められたし。本当に重力とか、空気の抵抗とかから全く自由になれた、非日常的な感じがしました。
こどものころ凍った川でスケートをしたことを思い出しました。東北海道の昔はアラスカやロシアのようなものでした(笑)
>abbrosさん
日本は細長いから、やはり東北や北海道の冬と言うのは関東地方の冬とは全く違うんでしょうね。実は私はまだ東北も北海道も未体験なのです!
マキコ