私の素敵なお友達自慢(ちょっとタングルウッド以前に巻き戻し)

本と言うのは、縁が在ったり無かったりするものだと思う。そして不思議な遭遇、と言うのが時として在るのである。私は空港の本屋、と言うのは滅多に行かないが(セールやって無いし)、今回日本からアメリカに戻ってくる時は暇つぶしにのぞいてみた。そしたら何と一番目立つ所に、私の知り合いの書いた本が新発売でディスプレイされていたのだ!「脳は何かと言い訳をする」をする、と言う新潮文庫から出ている本です。なんとなく嬉しくて、思わず買って、アメリカまでの道中で一気に読んでしまいました。この方は薬物学者で、アルツハイマーに効く薬が無いか、などの研究をするため、脳みそ、その中でも主に海馬の研究をしている人です。奥様と共に音楽愛好家でもいらして、ニューヨークのコロンビア大学で研究をなさっていた時、現地のピアノ愛好家の会で知り合い、親しくして頂きました。
http://gaya.jp/ikegaya.htm
そう言えば、この頃私の知り合いで元気よくどんどん出版している人が結構いる。まず、吉原真里さん! http://www.mariyoshihara.com/ ハワイ大学アメリカ研究学の教授で私と真理さんの出会いは、真里さんがサバティカル中ニューヨークを訪れて、その著書の一冊(この本は英語です―日本語に訳され中)”Musicians From a Different Shore: Asians and Asian Americans in Classical Music"と言う本の為にリサーチをされていた時、出会ったのです。この方は大学進学まではピアノもかなり本気で勉強された方で、ニューヨークでは私がピアノのレッスンの様なことをして差し上げたり、夜遅くまで音楽談義、恋愛談議で良く盛り上がりました。私にとっては姉の様な、敬愛する先輩です。この方は中公新書から「アメリカの大学院で成功する方法―留学準備から就職まで」を2004年に出版されたのを皮切りに矢口裕人さんと共著された「アメリカ現代キーワード」(2006)、「ドット・コム・ラヴァーズ‐‐ネットで出会うアメリカの男と女」(2008)とどんどん書いてきて、何と今年の6月は2冊ほぼ同時に新発売が出たのです!6月17日に発売された『性愛英語の基礎知識』(新潮新書)、そして6月25日に発売されるまったく別の著書、『ヴァン・ クライバーン国際ピアノ・コンクール——市民が育む 芸術イヴェント』(アルテスパブリッシング)。凄い!
それから私の修士課程の勉強中同校生だったF.K.さん。今は日本で音楽ジャーナリストとして活躍しているが、同時にニューヨークでもう30年間日本人作曲家の曲を紹介する活動を続けている「ミュージック・フロム・ジャパン」と言う団体に付いての本を執筆中である。
他にも、精力的にNYで絵を描いて、色々な画廊で展示している、大岡和夫さん。
http://www.soymonk.com/Soymonk_Art_Studio/Welcome.html
それから、テレビや映画の字幕や吹き替えを付けるお仕事をする傍ら、戯曲やミュージカルの台本の翻訳を手掛けている、翻訳家のH.Aさん。
など、など。。。
皆、偉い!私も頑張る!!

2 thoughts on “私の素敵なお友達自慢(ちょっとタングルウッド以前に巻き戻し)”

  1. >abbros.kawashimaさん
    abbrosさんも凄いと思います。毎日の絵を拝見していると、継続することの凄さを感じます。人の進化は客観的に分かりやすいですけど、自分の進化は時として見えにくい物ですよね。だから、励まし合える友達が必要なのだと思います、皆。
    マキコ

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