シカゴから帰ってまいりました。

48時間、二泊三日のシカゴへの旅は夢の様な一時でした。
アウガスタ・リード・トーマス(Augusta Read Thomas)と、ベルナルド・ランズ(Bernard Rands)と言う二人とも作曲家の夫婦の自宅に泊まらせて頂いたのですが、ミシガン湖(五大湖の一つ)とその周りに在る盛大な公園を見降ろす素晴らしい高級アパートの18階の二世帯の間の壁を取り払って作った巨大なマンションで、ホームコンサートを良く開くと言う、巨大な居間にある素晴らしいスタインウェイで練習させていただいたり、湖から夕焼けや朝日が刻一刻と空の色を変えていくのを眺めながら非常に美味しいワインやお夕飯や朝ご飯を頂いたり、シカゴの美術館を探索したり。。。私が泊まらせて頂いた「ゲスト・ルーム」は、それ専用の大きなバスタブと、それとは別のシャワーが在り、バスタブにはジャクジ(泡がぶくぶく出て来て、水圧マッサージをしてくれる機械)が付いているのです。
それにしても、アウガスタはピュリツァーの候補になった事が在るし、ベルナルドはピュリツァーを受賞した、二人とも毎月の様にどこかで大きな初演が在る、大変成功している作曲家です。話のレヴェルが全く違う。ブーレッズや、バレンボエムや、リカルド・ムッティ、エッシェンバッハ、ジョン・アダムズなど、私にとってのスーパー・スターが彼らにとっては何度も食事や仕事を一緒にしたりした事のある、同僚なのです。
本当に夢の様な一時でした。

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