休暇、休養、友情交信

金曜日の夜遅く、DCから帰って来て土曜日一日、洗濯やDCの復習、ブログ更新、久しぶりの練習などをした後、日曜日から今日火曜日の夜まで、遊びまくって今NJのホームステイ先に帰って来たところです。
コルバーンは小さな学校だったし、そこで培った友情と言うのは実に強い絆だな、と思います。
コルバーンで一緒だった、今イェール大学でピアノ演奏の修士の勉強をしているピアニストが演奏旅行の帰途、NY経由だと言う事で、NYで合流、夕飯を食べて、一緒にイェールのあるニューヘーヴンと言う街まで一緒に電車で言って一泊しました。積もる話は一泊しても尽きる事無く、二人とも寝不足になりましたが、楽しかった。イェール大学は7年ほど前誰かの巨大な寄付金によって音楽学校の生徒の学費が全員全奨学金が出る事になりました。コルバーンと違って生活費は出ませんが、それでも高額の学費が学生を苦しめるアメリカでは信じられないような条件です。コルバーンからも沢山の卒業生がイェールに進んでおり、私は月曜日のお昼は一緒にリサイタルを弾いた事もあるチェリストで同じくイェールの修士に進んだ子とお昼を食べ、NYの帰途はやっぱりコルバーン出身のヴィオラ奏者と一緒に電車の中でずっと喋り続けました。コルバーンで培った人間関係がこんなに深く成るなんて、自分でも意外です。皆再会を狂喜してくれ、一杯思い出話や、近況報告や、将来の夢、不安、理想、音楽のヴィジョンなど、しているうちにお互いどんどんエネルギーを相互向上しているのが感じられ、本当に楽しい一泊二日でした。
イェールからNYに帰った日曜日の夜は私の一番の親友の一人である、ジュリアードのピアノ調律師とそのガールフレンド、ガールフレンドの弟と一緒にヴェネズエラ料理を食べ、調律師とガールフレンドのお家に一泊。ヴェネズエラ料理と言うのは私は初めて食べましたが、凄く、凄く美味しくてびっくりしました。特にアレッパと言うトウモロコシの粉で作ったパン(イングリッシュマフィンに似た形)をポケットの様にして中に肉やアボガドや、野菜や、チーズやを、豆の煮込みをぎっしり詰め込んでソースを垂らして食べます。美味しい!本当にびっくりしました。ヴェネズエラ料理を頂いた後お邪魔したお宅ではまたまた夜が更けるまで話し込んでしまい、熱烈な友情に感激!朝はガールフレンドが作ってくれたオートミールで作ったマフィンで送り出してくれました。
今日は一日使いたい放題の韓国のスパに、こちらは大学2年の時からのやはりピアニストの友達と行きました。色々な薬草やアロマやミネラルのサウナの部屋に出たり入ったりして、寝転がったり、座ったり、立ってストレッチしたりして汗をどくどくかきながら、またまた一杯おしゃべりをしました。私はこう言うスパは初めてでしたが、私の友達がクーポンを持っていたおかげで信じられない程の安値で一日本当に良い気持ちで、身体の疲れをねぎらってあげた気持ちでした。サウナは20分~30分と居ると、飛び出したいくらい暑くなってきますが、サウナを出ると、ジュースバーや、インターネットを使える場所や、ゆったりと座れる王様が座る様なソファーが沢山置いてある休憩所が在って、美味しい健康的な韓国料理を出す食事の場所も在ります。長く会っていない旧友と一日過ごすのには最高の場所でした。今NYはマイナス8度。でもこうやって一日中サウナで遊んで、ゆっくりお風呂に使った後は寒さを辛く感じませんでした。
物凄く楽しい数日でした。明日からはNJで精進します。

2 thoughts on “休暇、休養、友情交信”

  1. >abbros.kawashimaさん
    ビル・ゲーツもロッカフェラーもカーネギーも自主的に芸術や教育や貧困救助に自主的に寄付しています。アンジェリーナ・ジョリーやショーン・ペンと言った有名人も難民救助や自然災害の際のボランティアや寄付金を積極的にしています。ただ、たまたま資産家になった人達がそれぞれの価値観によって勝手に寄付をするのですから、色々賛否両論の結果になることも在ります。例えば、イェールの音楽学校の学費免除が決まった時、ニューヨークタイムズは「このご時世で音楽教育が本当にこう言う優遇を受けて社会的にどれだけ価値が在るのか」と言う記事が発表されました。とは言え、お金持ちが社会貢献をするのは当然、と言うのがアメリカのスタンスだと思いまし、それは好ましいと思います。
    コメント、ありがとうございました。
    マキコ

Leave a Comment

Your email address will not be published. Required fields are marked *