旅行中で留守の友達のピアノ付きのアパートにもぐりこんで、今日で二日目。
昨日は午後の3時まで頑張って練習したものの、何だかNYに居るのに練習ばかりじゃもったいないような気がしきりにして、計画も立てずに外に飛び出しました。見慣れたお店と再会したり、なじみの深かったお店が撤去して新しいお店が入っていたり、そう言う故郷の変化を見るだけでも興味深く、また溶け始めてはいても深い雪化粧のマンハッタンは目新しくて、歩いているだけでもワクワクします。今夜はコンサートにも行けるし、美術館にも行っても良いし。。。と忙しく頭を巡らして、(そうだ!Sさんがこの近所だ!)と電話してみると「じゃあ、一緒にお買い物してお夕飯作りましょう!」と早速今日の予定が決まります。SさんとKさんのご夫婦はフルーティストと画家のコンビなのですが、専門だけでなく、美術一般そしてワインと食事と、文化全般に造詣が深く、また色々な方面でありとあらゆる知り合いがいて、まるで19世紀のサロンの様にNYの日本人アーティストの出会いと社交の場を、良くパーティーやお鍋大会などの形で提供してくれます。私の大好きなご夫婦です。
4時過ぎにお邪魔して、おしゃべりしながら食材の買い出し、お料理と一緒にして、ワインを頂きながらチゲなべをつついて、お暇したのが何と朝の一時! 本当に楽しかった。私がNYを好きな一番の理由はこう言うお友達がいるからだなあ、と今朝起きてもニコニコしています。