お正月=ワニ24匹+亀4匹+蛇一匹+鳥約400羽

明けましておめでとうございます。

2017年もよろしくお願いいたします。

 

アメリカのお正月は日本とは違い、宗教観や家族の行事とは切り離された感があります。

お店もクリスマスよりは通常運営の所が多く、

今年はたまたま月曜日が振替休日ですが普段は2日から仕事始めなので

皆1日はその準備と言うか、ホリデー期間からの回復に充てる日と言う感じで

大晦日のどんちゃん騒ぎとは打って変わった静かな休日です。

 

私は2010年の秋にヒューストンに越してきて以来

初めて年末年始をヒューストンで過ごしています。

大晦日ぎりぎりまで論文の手直しをしていましたが、それも無事終わり、

木曽蕎麦で年越しそば。

真夜中には屋上で遠くに数多く上がる花火を野の君と鑑賞。

 

元旦は家で簡単な朝食の後(でも父の実家の伝統の干し柿は頂きました)

Brazo Bend州立公園に行きました。

ヒューストンの我が家から車で一時間位です。

ワニが見れるので有名な主に沼地の公園で

4000エーカー以上(東京ドーム350個分)の広さ!

そこで12.5キロ、17802歩歩き回りました。

まず最初に案内所で、

蛇の抜け殻やアルマディロや亀の甲羅、色々な動物のはく製や

「公園でこの蛇を観たら要注意!」の毒蛇の展示などを見て回りました。

そこでは係りの方々が生後4か月と16か月の赤ちゃんワニを抱えていらして

撫でさせてくれます。

生後4か月のワニは本当に柔らかい!それに比べて16か月はしっかりとした肌触りです。

おとなしく抱かれているワニはとても可愛いです。

「今日はワニ、観れますかね~」と私が質問をすると

「今日は日が出ているから一匹は見れるんじゃないの?湖の周りが要注意ね」

と教えてくれます。

ま、観れなくて当然、と思って歩き始めました。

 

最初にその自然の雄大さに驚きました。

鳥が多い!そして堂々と水面からバタバタと飛び立ったり大きな声で鳴いたり、

都会の鳥とは全然違う、生き生きとした存在感です。

始めは「論文執筆でなまった身体を、一杯歩いてリスタートしたい!」と言う気持ちで

シャカシャカ歩いていましたが、

ふと立ち止まって耳を傾けると自然の営みが壮大で、いつまでも聞きほれていられます。

 

そして私たちはすぐにワニに遭遇しました!

「ラッキーだね。2017年は幸先が良いね~」などと始めは言っていましたが、

その後次から次へと赤ちゃんからかなり大きい物まで

時には怖いくらいの超側近で観ることが出来ました。

 

 

この写真はワニが微笑んでいるように見えるので好きです。

 

案内所での赤ちゃん2匹を数えずとも私は24匹のワニ、4匹の亀、一匹の蛇(黄色と黒)

そして多分400羽位の鳥たちと遭遇する事が出来ました。

そして歩きながら、今までの事、これからの事、くだらない事、沢山話しました。

 

今年は我を忘れる位夢中になれる瞬間を沢山持てるような

自分を打ち込める仕事(演奏・執筆・研究・社会貢献)を沢山開拓する年にしたいです。

沢山大声で笑って、沢山良い思い出を創って、沢山の人々と心からの意見を交わして

そして思いっきり毎日を前進する事を目標にします。

 

これからもよろしくお願いいたします。

 

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