今日のニュース:トランプに指名されたエイミーバレットが米最高裁判事に承認される。
これで9人の最高裁判事の内6人が保守派に。中絶問題や健康保険問題などの将来に懸念。
寒い!今日は秋になって初めて暖房を入れました。朝晩は10度台。
改めて、コロナの非常事態宣言からもう7か月以上経っていることを思い知らされます。
そして強風警報。山火事がまた始まりました。
乾燥と相まって、山火事の危険性が高まっています。北カリフォルニアでは計画停電。ロサンジェルスの南側では火事が広がっています。
私は練習と読書に没頭。
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今読んでいるのは去年出版されたSounds Like Titanic(タイタニックに聞こえる)と言うタイトルの回想録。プロのヴァイオリニストの夢を追って田舎から出てきた女の子。NYで競争に圧倒されます。夢破れて音楽専攻を諦めた大学二年生の彼女がどんでん返しでオーディション無しの面接のみで雇われて「口パク」ヴァイオリニストとしてツアーする事に。雇ったのはかなり有名な作曲家。大音量のCDに合わせて、演奏をしているフリをする、と言うバイトなのです。カーネギーホールや全国テレビの生放送などでも「口パク」出演をし、表面的には成功していると周りに思われている彼女。でも段々壇上でパニック障害を起こすようになり、75分のショーが耐え切れなくなってきます…
う~ん、上手い。そして個人的な症状の背景にある社会風潮や歴史などを深堀していくという視点は、私の本と同じ。各章がとても短く、躍動感があり、どんどん読ませられる。少なくとも今の私の本よりは文章力と構成力で断然勝っている。設定も面白い。そしてこの本はNYタイムズに書評が出たりもしたけれど、全然ベストセラーとかではない。更にこの人は「口パク」ヴァイオリン奏者を辞め、ジャーナリズムや文学で博士号まで取り、今は大学で物書きを教えている。
やはり物書きの世界も厳しいなあ~…。でも頑張る!
お疲れ様です。
ライバル出現です。
さて、どうするのかお手並み拝見です。
口パクのヴァイオリニストは、斬新ですね。
小川久男
口パクのヴァイオリニスト...でも考えてみたらそういう話しは他にも結構あるんです。
リヴァーダンスというアイリッシュ・ダンスグループが在りました。タップダンスの様なのを大勢でやるやつです。
あれも、足をタップするリズミカルな音は実は録音だったんです。
それで訴訟になってニュースになりました。
真希子