我々の家の庭は砂漠モチーフで、サボテンが沢山植わっています。我々の背よりもずっと高い、こういうサボテンが4本、裏庭にドン、ドン、ドン、ドン、と。こんな感じです。
「この実、食べられるんじゃないの?」「食べられたら良いのにね~」
越してきてから何度か、そんな会話をしました。でも何しろ鳥とか虫が全く食べないのです。だから食べられない、と思っていました。
そしたらある日、家の水道をチェックしに来た配管工さんが、庭に出て「あれ、この実、食べられるんですよ。知ってますか?」と言うのです。「ほらね、こうやって取って...」と一つ、もいで見せてくれます。「ああ、凄い!日光で熱々ですね。冷蔵庫で冷やして、半分に切って、スプーンですくって白いところを食べてみて下さい。ドラゴンフルーツそっくりで、美味しいですよ。」
一晩冷やして、言われた通り半分に切ってみたら、食べられる実と皮の間に、オクラの様なねばねばの部分があります。多分、これが嫌で鳥や虫は食べないんです。
そしてスプーンですくって見ると、美味しい!キウイの様な種が白い実そこら中に散らばっていて、プチプチの食感。実自体は柔らかく熟した梨の様な食感です。ジューシーですっきりとした爽やかな甘さの美味!
我が家の庭にこんな宝物が眠っていたなんて!しかもこの実、一杯なるんです!このサボテンは、Peruvian Apple Cactusと言うのだそうです。そしてグーグルによるとこの実には抗酸化物質やベータ・カロチン、繊維、ビタミン…栄養がぎっしり詰まったの宝庫!
昨日のブログ「弱気のマキコ」を発表したら、Facebookやメールで沢山の方に暖かい励ましのお言葉をかけて頂きました。凄く嬉しかったです。ありがとうございました。今日は元気なマキコを見て頂こうと思って、野の君とハイキングに行きました。鳥の羽音が聞こえてくるような静寂の中で、時々響くキツツキの「ココココ!」のエコーに耳を澄ましながら、自分を取り戻せたような気がしました。
お疲れ様です。
もろ、素直な人間です。
雲の上は、いつも快晴。
地上の人間は、自然のあるがまま。
不協和音はありません。
小川久男
雲の上はいつも快晴というのは、本当ですね。
真希子