今までは、有名になりたい、とは思わなかった。
宮本武蔵のようにピアノの道を極めよう、
結果はついて来れば良し、ついて来なければそれも良し、と思っていた。
と、言うかむしろ
「自分は好きな曲が好きな場所で好きな人たちに好きなように弾けて、
イメージの問題とかとやかく言う人もいないし、
他の人の生活も自分のキャリアにかかっていないし、
気楽で幸せ!」と思っていた。
でも今回のストーカーの一件があって、
社会福祉の人にお世話になったり、検事の事務所で何時間も待ったりして
色々なつらい目にあっている人たちの話しを聞いたり、人生を垣間見たりする機会があった。
私は正義感が滑稽なくらい強いので
「これは社会福祉のお仕事を始めますか」
と思っていたら
「そんな事するより、有名になってもっと世論に影響力を持て!」
と言ってくれる方があった。
その時はそんな事可能だと思わなかったし、あまりにも想定外で
「こ、この人は…何を言っているんだ…」と思った。
でもストーカーの一件はどんどん発展して行って
正義感以上に想像力がたくましい私は
「これは…今まで安全だったのが非常にラッキーなだけで、
彼の過去の被害者と同じようにボコボコにされてしまうかも知れない。
いや、私はかなり積極的に泣き寝入りをしない覚悟だから、
これはもしや…消されてしまうかも!」
と非常に大げさに自分の中でドラマ化して
「きっとワイドショーに取り上げられる写真はこれだ。
あ、このYouTubeヴィデオも流されるかな…」とか、
それでも何故か楽しい方向に想像が走っていった。
(ほれ見ろ、ストーカー!
日本語だけど、こうやって色々な可能性を紹介してやったぞ!
これでも来る気があるなら、来てみろ!
自動翻訳ソフトができるだけ的確に訳していることを願いつつ。)
そう言う風に想像している最中にはた、と思いついたのだ。
私の知名度を上げれば、結果的に自分の安全性が高まるのでは?
そして、私の事件の認知度が高まれば、ストーカーはもう絶対手が出せなくなるし、
副作用的に弱い者いじめに対する関心も高まるのでは?
私はラジオでもテレビでも色々収録しているし、YouTubeも結構ある。
ソロ・アルバムも六枚出しているし、
アンサンブル録音とか、アルバムの一部のトラックに出演とかも含めると
8枚は絶対、もしかしたらそれ以上ある。
ブログも最近、そう言う意識が少しあって
今までより気合を入れて書いてみたら読者数が一気にアップした。
(ありがとうございます!)
一般の人よりはすでに素材が揃っている。
それにまあ、人前に出ることがやっぱりある程度好きだから
クラシックピアニストなんていう職業選択をしたんですし。
夢物語のようですが、まあ、想像していると楽しいので。
ああ…読者の中にはこれを読まれて
私の安全を気遣って苦しい思いをしている方もいらっしゃるだろう。
家族のみんな、大丈夫だよ~!
身の安全には十分気を付けているし、今は論文と練習でほとんど隠遁生活だよ~。
お友達も同僚も、皆本当に感謝しきれないほどサポートしてくれているし、
警察とか社会福祉の人も、真剣に色々やってくれているし、
こういう状況下ではこれ以上在り得ないほど、恵まれているよ~。
それに私は逃げ足が速いんです。
特に嫌な事の前からは。
子供の時は注射がいやで、病院中を駆けずり回って、泣きわめきながら逃げた。
「ぎゃお~~~ん!」とか言って。
あんな泣かれ方をしたら、きっと追いかける方も引くでしょう。
追っかけたりしたら泣きわめいてやるぞ!私はかなりうるさいぞ!
でも、どうやって知名度を上げれば一番効果的なのか…
良いアイディアがある人はメッセージしてください。
お知恵拝借!