昨日は日帰りで東北の被災地の一部を見て回りました。
現地で「がんばろう、岩沼!」と言う民間ボランティア・センターで積極的に活動をしていらっしゃる、大友健さんに車で案内をして頂きました。何キロにもわたってなぎ倒されている海辺の松林、ぐにゃりとねじ折れている電柱柱、ぐしゃぐしゃになった車、塩水に浸されてもうダメになってしまった農地、津波に半分持っていかれたお家の残りの半分はかつての平和な家族の生活を思わせる座布団や人形、炊飯器などをそこらじゅうに撒き散らして、静にたたずんでいます。かつてはお家が密集していた、と大友さんが説明してくださるのですが、それが想像できないほど、その半分のお家は、「点在」と言う感じで、似た様な数少ない残ったお家と、平地の中にさびしく残っています。車の窓から見るそういう惨状も物凄いものでしたが、大友さんが少しずつお話くださる震災からこちらの話の数々も心に残りました。
明日アメリカに発ちます。ご報告が遅くなりますが、明日の飛行機内、そしてアメリカに帰ってからもう少しきちんと写真と一緒に記事を書きます。
大友さんが、昨日一日の訪問について、ブログを書いてくださいました。