自分の道を心頭滅却して沈着に進むための覚書

物凄い演奏のオファーが来る。
突然、演奏会をキャンセルされる。
人に好意を示される。
人にないがしろにされる。
演奏をすると言う音楽人生に於いても、
外国で生活を営む独身女性という立場に於いても
日々色々なことが起こり、その度に対処すべき現実が変化する。
でも、それに一々翻弄されて、邪念にまみれるのは
時間の無駄。
修行の邪魔。
自分は正直に一生懸命、修行を積み重ねてきている。
自分はいつも最善とは何かを問い、できるだけそれに近くあろうとしている。
その事実に自信を持つ。
日々の小さな出来・不出来にこだわらない。
主体性を持つ。
自分は何を理想とし、目指しているのか。
そのヴィジョンを現実化するためにはどういう行動が必要なのか。
機会を提示されたら、即何があれば自分がより理想に近づけるのか明確に言葉に出来るようにする。
逆に、理想に近づくのを困難にする現実や出来事は
修行の一環だと思い、甘受する。
理想を高く掲げて、心頭滅却。
礼儀と節度をを持って、優雅に接する。
どんな場面でも、美しくあろう。
パリに、行って参ります。

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