昨夜は眠い目をこすりながらブログで公開した練習ノルマを何とかこなしてバタンキュー。
今朝は朝方人間の私には珍しく、起きられなかった。
同居人に声をかけられ、なだめすかされて、何とか6時45分に起きたら頭の中は練習一色。
寝る前に譜読みを進めようと頑張った6月14日の新曲2曲が
どうしても指にも頭にも入って行かない。
今日は一日練習しなきゃ!缶詰!今でも走って練習室に行きたい!
この強迫観念には私のプロ意識と、誇りみたいな物があるのかも知れない。
こんなはずない。
こんなに譜読みに手間取るはずが無い、
何かを間違えているに違いない。
アプローチか、態度か、集中度か、自分の状態か、練習の仕方か...
それさえ分かれば一気に簡単になるはず!
早くその打開に達したい。
しかし、譜読みと言うのは時間と根気を要するものなのだ。
喉元過ぎれば…で、いつも忘れてしまうのだが。
焦っても、逆効果。
それを思い出させてくれたのが、音楽家でない同居人。
昨日の洪水警報が嘘のような青空の快晴の中、私をジョギングに連れ出してくれ、
そして私が(早く練習に行かなきゃ)と焦ってシャワーを浴びている間に
素早くゴージャスな朝ごはんを用意してくれた。
スイカや淹れたてのコーヒーの香りに即されて、会話が弾み、
「焦ってもしょうがないよ。頑張ってね」と送り出してくれた同居人に感謝。
そうなのだ。
焦れば焦るほど、視点が近視になる。
次の音、次の和音と、読み解いていこうとしてしまう。
でも全体像が把握できていない状態で、焦って次の音だけに集中しても、
次の音の予測がつかないので、それは意味の成さない音を覚え込もうとしていること。
最初に楽章ごとの全体の構築を把握。
テーマはいくつあるのか。
どこで・どのようなパターンを成して発展しているのか。
どこに再現部が来るのか。
そして、フレーズ毎のメロディーとハーモニーの進行を把握する。
ここまでは指を動かしながらではなく、譜を読んだり、音源を聞いて。
それから初めて、鍵盤に向かい練習と演奏の作戦を練る。
どの指使いが一番効率的か、
難所は何が難しいのか、どうやったらターゲットを絞って練習できるか。
今日の計画。
10時から12時半まで。(タイマーを使って)
Emmaneulのクラリネット・フルート・ピアノのトリオ。
3楽章(25分)
2楽章(15分)
1楽章(15分)
Schmittのクラリネット・フルート・ピアノのトリオ、作品85
4楽章(10分)
3楽章(10分)
2楽章(10分)
1楽章(10分)
ハンガリアン狂詩曲 (15分)
ラフマニノフ (15分)
Op. 3-1『哀歌』
Op. 39-5 「楽興の時」より。
ジョップリン3曲 (10分)
1時から4時半まで:昼食、論文2時間、用事(HP更新、教え関連のメールなど)
5時から7時まで:お夕飯にお呼ばれ。
7時から:練習。
バルトーク。
今日の譜読みの復習。