私が6歳までの幼少を過ごした香港は、
ヒューストンと同じくらい冬でも気温が高かった。
(ちなみにヒューストンは今日は24度ありました。)
それでも寒い時にはジャケットが必要だったのですが、
19階の我が家から見えるプールでは毎朝泳いでいる男性が居て
父が「お~!今日も泳いでいる」としばし感嘆していたのを覚えています。
クリスマスの日にはプールの近くにある公園で金管五重奏がキャロルを演奏していました。
ヴェランダに出て、家族で楽しむのが恒例でした。
母は器用にサンタさんの顔の壁掛けを編んだり、リースを作ったり、
部屋にきれいなクリスマス・ツリーを飾ってくれたりして、
クリスマスの日にはお手製のデコレーションケーキを焼いてくれました。
私はサンタさんの存在を固く信じていたのですが、
ある年のプレゼントは包装紙が香港でも大手デパートだった大丸のロゴが入ったもので、
しかも非常に癖のある父の筆跡で「いいこにしていたかな?」と書いてあり、
さすがに5歳か6歳児だった当時の私でも「これは...?」と疑問に思ったのを覚えています。
皆良い思い出です。
こういう思い出の全てが、私が今ここに至る道の土台になってくれた事、
そして家族の愛情に感謝しています。
今日は野の君とテキサス第一位に輝いたクリスマスライトの街で
たっぷりとクリスマスを堪能しています。
メリークリスマス!