1年半ぶりに飛行機に乗る日が1か月後に迫ってきました。ボストンに飛び、親しい友達を数人訪ねてリハーサルなどをした後、1週間タングルウッド音楽祭に近いマサチューセツ州の避暑地で音楽祭で演奏と講師をします。その後NYに行って友達や私の高校時代のホームステイのアメリカンマザーなどを訪ねて、帰宅します。約2週間の行程です。
航空券を購入する際、胸が高鳴りました。今日(出発まで後1か月!)と気が付いてまた胸が高鳴りました。2015年から毎年参加していた音楽祭。去年はコロナ禍でドタキャンになった音楽祭です。皆再会と久しぶりの共演が楽しみで、演目もいつになく野心的です。私が演奏する曲は以下。
- メシアン「時の終わりのための四重奏」
- ラヴェル 三重奏
- ブラームス ホルン・トリオ
- ブラームス クラリネット・トリオ
こうして書き出すと笑ってしまう位、名曲のオン・パレード。そしてどれもピアノパートの音が縦にも横にも非常に多い、大曲・難曲です。今日はかなり頑張って練習しました。久しぶりです。没頭型の私は、時間配分にとても気を使います。細部にこだわり過ぎない。全体像を忘れない。今は広く浅く練習して、後は脳みその中で復習します。
しかし、こうしている内にも気候変動プロジェクトの文献リストや、メールのやり取りが続きます。こちらも性急な案件です。更に、10月はヒューストンで公演させて頂くことが正式決定し、その連絡にもあたふたします。練習ーメールー練習―メール…そうしているうちに急に思い出します。...ああ、私は本の執筆もしなければいけないのであった~...
この感覚は久しぶりです。ワクワク張り切っています。
お疲れ様です。
いよいよ、時がやって来ました。
この舞台で本領発揮となります。
脳みそに土台があります。
あとは、歴史となる形にするだけです。
小川久男
ありがとうございます。
張り切って練習しています。
真希子