エリオット・カーターが亡くなりました。

アメリカを代表する現代作曲家、エリオット・カーターが今日亡くなりました。
103歳でした。90歳から100歳の間に40曲、100歳を超えてから14曲書いた、
生涯を通じて意欲的な作曲家でした。
私はカーター氏はタングルウッド音楽祭でお目にかかりました。
彼の作品の初演の時に後ろのおじいさんがやけにやかましく、
演奏中にかなり大きな声で隣の人に話しかけたりしていたので
(うるさいなあーどこのおじいさんだろう)と思っていたら、それがカーター氏でした。
2009年に最初に見た時は演奏後の挨拶は人に頼って立ち上がっていましたが、
2010年の夏は一人でひょこひょこ歩いていました。
いつまでも生きるかのような勢いだったのですが、やはり亡くなりました。
私のフェースブックはエリオット・カーターの話題で持ちきりです。
そしてもう一つの大きな話題は明日の選挙!
頑張れ、オバマ!頑張れ、アメリカ人!
私は市民権が無いので投票できませんが、
今回の選挙で投票するために市民権獲得した移民が結構居るようです。
しかし、ハリケーン・サンディーの被害をこうむって投票が難しくなった地域の多くは
民主主義者、オバマ支持者の多い地域でもあります。
頑張れ、オバマ!!

4 thoughts on “エリオット・カーターが亡くなりました。”

  1. >ピアニスト、makichaさん
    Obama has won! よかった。ところでわたしが注目したのは上院議員選挙、Maine Angus King and Vermont Bernie Sanders の二人です。Americaにもこういう人たちが選ばれる場所があるんだなぁと感心しています。

  2. >kawashimaさん
    そうですね、今回の選挙では色々と新しいアメリカの意思のようなものが伺えたのでは、と思います。
    私の周りは芸術家タイプが多く、同性愛者の人権問支援者や、人類愛的な思考の人ばかりなので、私の提示するアメリカ人の思考が一般的とは言えないかも知れませんが、、今回の選挙は私の周辺の人たちには多いに喜ばれています。
    マキコ

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