ロサンジェルスの日本語テレビ放送チャンネルNTB(Newfield Television Broadcasting)で
私が担当させて頂いている隔週放送のミニシリーズ、「ピアノの時間」エピソード#14が
先週末に放送されました。
今回のテーマは「歴史的に正確な演奏」。
作曲家が意図した物を尊重し、それを復元することに集中するのか、
それとも作曲家が曲を通じて伝えたかったメッセージを重要視し、
歴史と共に変化する美的感覚を念頭に現代の聴衆のために現代風の演奏をするべきなのか、
と言うクラシック演奏家のジレンマについてお話しました。
曲はバッハのゴールドベルグ変奏曲から変奏曲7番を弾きました。
下のURLの10分58秒のところから15分25秒のところまでが「ピアノの時間」です。
ご覧になってみてください。
平田さんらしい生真面目な感じのゴールドベルグ、
ヨカッタデスヨ。
>abbros/kawashimaさん
ゴールドベルグは生真面目な側面も、ユーモラスな側面も、色々在ると思います。これからも永久に掘り下げられる、奥の深~い曲で、録音は終わりましたが、これからも一生引き続け、出来れば10年、20年後にもう一度録音したい曲です。
コメント、そしてNtbをご覧くださってありがとうございます。!