Houston Women's Marchに参加しました。

ドナルド・トランプ就任翌日は、

世界各地でWomen’s Marchと呼ばれるデモ集会が行われました。
私の友達の多くはワシントンで開かれたWomen’s Marchに参加しました。
The New York Timesによると、ワシントンD.C.のマーチ参加人数は
トランプの就任式の3倍の人数がデモに参加した、と推測されるようです。
 
私は今まで芸術家が政治的発言をすることをあまり良く思っていなかったので敢えて控えていました。でもトランプ氏の場合は政治と言うより倫理の問題だと思い、多いに発言をしようと決意しました。同じような理由で、今まではデモ集会に出たりするよりは練習を優先させてきましたが、土曜日は生まれて初めて、デモに参加しました。ヒューストンで行われた集会の過去最高の参加数だったそうです。22,000人の参加者と言う推測が出ています。
 
デモ集会と言うのは、エネルギーに満ちています。
「Love Trumps Hate(愛は憎しみを打倒(動詞:trump)する!)」
「People United will never be Devided(結束した人は相違しない!)」
「This is what Democracy Looks Like!(民主主義を見せつける!)」
などと言ったチャントが人々の間を行き交い、
全くの他人でも、声を合わせてチャントを唱えればなんとなく親近感が湧き、
さらに『同志!』と言ったような連帯感で、みんな笑みを交わし、
結構楽しい物です。
 
Facebookでは私の友達が世界中で同じような集会に参加している写真を挙げました。
フランクフルト、ロンドン、NY、ワシントン、LA、サンフランシスコ、ホノルル…
 
私と野の君は、デモの周辺は混雑が予想されたため、歩いて現地まで行き、
デモの後は歩いて帰ったので、15,000歩も歩いてしまいました!
距離にして10キロちょっと。
その後菜食ビュッフェに行って、モリモリ食べました。
 
夜は、特にこの日を記念して「Hidden Figures」と言う映画を映画館で観ました。
1960年代、アメリカ初の宇宙計画の縁の下の力持ちとなった黒人女性の数学者、エンジニア、エアロスペース・エンジニアの3人組のお話しです。涙が出るような人種差別の中、Martin Luther King Jr.の非暴力の社会抵抗と同時期に、3人とも子供を育てながら黙々とNASAが3人が無くてはならない存在と認めるまで、頑張っていくお話し。
 
トランプの大きな問題の一つは白人男性優勢主義的な発言を多くしていることです。
さらに、白人男性の中でもお金持ち優勢。
このNASAの黒人女性たちは、黒人で、さらに女性である、と言う事で、
白人男性よりもずっと必要なお仕事をしながら、
ずっと安い給料でずっと過酷な労働条件を飲んで、頑張っていました。
自分の名前が付く事が無い研究。他の人の手柄になる研究です。
それがオバマ政権の基、やっと勲章をもらえたのです。
それなのに…
 
映画館は満席でした。
アメリカの映画館で満席は珍しいです。
そして映画上映終了と同時に、自然と拍手が沸き上がりました。
これも、今のアメリカでは非常に珍しい事です。
 
私たちは、反トランプの基、結束を始めています。
明日は私はアジア協会主催の、女性リーダーシップの講義を聴講して来ます。
私は、自分が培ってきた修行を今卒業と言う節目を迎えることを控え、
これからどのように社会貢献をしていくか、真剣に探求しています。
 
 
 
 

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