"Fall Break"と呼ばれる秋休みが今日から始まります。
土曜日、日曜日と言う通常の週末の休日に加え、月曜日と火曜日はクラスが在りません。
これは私もライス大学で初めて聞いた休みで、
学部生にとっては中間試験の準備の為の勉強日ですが、
修士や博士課程のクラスは中間が無い事が多いので事実上、秋休みとなるわけです。
私も今日、金曜日の正午に一つ大きなプロジェクトの締め切りが在りました。
博士課程セミナーで、大学教職に応募する為のCVと手紙を書く、と言うプロジェクトです。
CV(curriculum vita)と言うのはレジュメよりもずっと細かく自分の過去の記録を書いた書類です。
過去の演奏や曲目の記録、教えた経験、自分の受けた教育に関して長々と書きだすので、
かなりの時間を要しました。
インターネットで自分に付いて書かれた記事を探し出したり、
全く失念していた過去の演奏をいきなりインターネットで発見して
もう一度そのセクションを始めからやり直す羽目になったり、ハプニングが色々在りました。
また、これは模擬応募なのですが、
出来上がった書類と手紙はきちんと透明のプラスティックの入れ物に入れ、
さらに茶封筒に入れて、住所の書き方まで細かく指導に従って提出したので、
最後の最後まで気が抜けませんでした。
昨日も、一昨日もこのプロジェクトの為に睡眠時間が大幅に削られ、
今日朝の11時にやっと提出した時はもう家に戻って眠る事しか考えられませんでした。
それにしても昨晩の真夜中の図書館はびっくりでした。
前にも書いたように、ライス大学の図書館は月曜日から金曜日までは
ライスの学生にとっては24時間開いています。
私は昨日、どうしても聞きたい演奏会(来月私が出演するSyzygyと言う現代曲シリーズです)が在り、
それを聞き終えて10時半ごろに図書館に到着しました。
長丁場を前に、とりあえず腹ごしらえ、と思い最上階の休憩所に在る自販機に言った所
ほとんど全てのスナック菓子が売り切れになっていたのです!
なんと。。。。
残り少ないポテトチップスを買ってお腹をごまかし、
さて、新たに始めるぞ、とコンピューターに向かった所、
夜の11時近くとは思えない活気と緊張感で図書館がブンブン唸っています。
私はそれでも夜の12時半には退出したのですが、
去って行く私の周りにはこれから図書館に入場して行く生徒が沢山。。。
凄い。。。
皆、髪を振り乱して、世も末、と言う感じで文献を読んだりペーパーを書いたりしています。
ノビタ君状態で机の上で寝ている人も、
「飲み食い禁止」のはずの図書館の机の上に堂々と食べかけのサンドウィッチを乗っけている人も。。。
いつもは静かな図書館が、ハイテンションの人同士の高らかな会話で結構煩い。
何だか、「こういうのが、『大学』っていうんだなあ~」と、改めて思う感じです。
昼寝をし、昼食を食べて、これから秋休み。
4日間、久しぶりにバリバリ練習するつもりです。