今日は感謝祭当日です。
感謝祭はもともとアメリカに一番最初にヨーロッパから来た清教徒たちが食糧の蓄えが少なくキュウキュウとしていたところ、アメリカ先住民たちが親切に七面鳥やトウモロコシを分けてくれた事を記念して出来た祝日です。だから、食べる事がとても大事な行事でもあります。
一番伝統的な感謝祭のご馳走は私が知る限り、こういうものです。
#1 七面鳥。(丸焼き)
#2 詰め物(パンをつなぎにして香草や、野菜など、色々混ぜる。七面鳥のお腹の中に詰めて焼き、肉汁を吸わせる。それぞれの家庭、地域、伝統などによってレシピが異なる。私が食べたので今まで一番おいしかったのは栗が一杯入った詰め物。安いレストランで食べると肉汁でグチョグチョにしたパンに味付けして焼いてあるだけ。)
#3 マッシュド・ポテト
#4 何らかのサツマイモのレシピ。
#5 由来は知らないが、何故か大抵インゲンのレシピが在る。クリーム煮が多い。
#6 デザートはかぼちゃパイが感謝祭の定番。
今日、私が招待されているのはモリーとベンと言うカップルのお家です。モリーとベンは健康食に対して物凄い情熱と宗教的な信念を持っていて、レストランも自然食の所しか行かないし、そういうレストランでも注文する際、「貴方の所で使用している牛肉は、草をたべさせて飼育した牛肉ですか、それとも穀物?」など、質問が根本的に違う。そう言う人が買う七面鳥はどんな味がするんだろう! 今からワクワク。ご馳走まであと一時間ちょっと。