アメリカの学校は大体9月から5月までが一学年度。
そしてクリスマスを中心に約一ヶ月の冬休みが「秋学期」と「春学期」にはさまれる。
ライス大学は学年度の始業が他の大学よりやや早く8月20日(月)。
夏休みは4月20日に始まったから、何と、皆実に4ヶ月ぶりの学校となる(!)。
16日の正午にヒューストンに着いた私は新居の掃除、家具の入手などに追われている。
学校が始まるまでに引っ越したいと思っていたが、帰ってきて現実に直面し、全く不可能だと言う事実をすんなり受け止めた。最初にアパートに掃除に向かった時は(何が何でも!)とがむしゃらな気持ちだったが、時差ぼけの寝不足で、信じられないことに捻挫をしてしまい、むしろそれで気楽に成った。友達の家に身を寄せさせてもらって、そして2週間くらいかけて新居に引っ越す。
出来るように、すればいい。
本当にやらないければいけないことに正直に集中して、後は出来るだけ気楽に楽観的に。
とりあえず、今一番目先にある重要事項は今学期初めて教える音楽理論のクラス。
このクラスは音楽専攻では無い、他の学科のライス大学学部生のためのクラスである。
ライスは科学とか技術とかの部門でも、有名な学校です。
どんな子がどういう理由で音楽理論のクラスをとることに決めるんだろう。
とても楽しみです。
クラスのスケジュール、最初の宿題、そして最初のクラスで応えてもらう質問用紙の作成。
「あなたの名前とニックネームを教えてください」
「次の言葉を定義してください。メロディー、ハーモニー、リズム、音楽、対位法、ソナタ」
などなど。
時差ぼけを利用して午前2時半から今まで(6AM)までかかって仕上げましたが、
寝不足にも用心!
もう一寝入り!