演奏一筋で来た私は寝食・遊び・世情・私生活など
普通の人が「人生」とするほとんどの全てを練習と演奏活動の二の次にして来た。
もちろん、勉強もそうである。
演奏に直接関係ある勉強はしてきたが、それも限られた物だった。
今回、ルネッサンス音楽の試験勉強をほとんど始めて本気でして見て、分かったことがある。
私は今まで音楽と演奏以外のなんにも本気でしたことが無かった、と言うことだ。
今まで私は一瞬で分からないこと、脳にインプットされない情報は
自分に向かない、あるいは興味がない、あるいは関係ない、としてあきらめて来た。
でも、本を読む、何かを学ぶ、と言う事は練習と同じくらいの努力が必要だと言うことが
ここに来て初めて分かった。
私は練習する時は信じられないほど同じことを何度も繰り返して、それが当たり前だと思っている。
難しい文章を一度読んで(分からない)といつもあきらめてきたことは、なんともったいなかったか!
難しい本を読むことは難しい曲を学ぶのと全く同じだ!
曲を暗譜することを思えば、歴史や地理を覚えることなんて、何でも無い!
(勉強は私には向かない)と決めつけて来たけど、
私だって練習するつもりで勉強すれば結構出来るのかも知れない。
マニュアル車の運転だって同じだ。
料理だって、家事だって!
健康管理だって、運動だって!
と、寝不足の頭で前向きに考えてみました。
人間にできないことは無いですね。
とにかくやってみよう、と怠惰な自分を叱咤するようにしています。100%の完成度ばかり考えていると物事は進みませんよね。怠け者の意見です。
>kawashimaさん
そうですね。私はイソップ童話の亀のつもりで、これからゆっくりゆっくり走ります。
いつもコメント、ありがとうございます。
マキコ